2009.11.14

フォントにあった怖い話

昨晩のタモリ倶楽部で、「フォントにあった怖い話」と題したフォントの特集をやっていた。
公団ゴシックや「あけんばら」の幽霊文字の話など。イワタの方が出演されていたので、大ヒット作としてUDフォントについても。

あと、これは予想できたことだが、一文字あたりの単価が急落しているそうだ。イワタの話としては、弘道軒清朝体の売れ行きが芳しくないとのことで……。次のブックフェアのときに買ってみようかね。

最後は、一獲千金を狙った有名人フォントとして、タモリが作ろうかね、という笑い話で終了。関係ないけど、伊丹十三さんは明朝体のレタリングが上手だったようです。

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2009.10.14

UDフォントについて

ここのところ各社よりリリースが続いているUD(ユニバーサルデザイン)フォントについて小宮山博史さんが語っていたという、mashcoさんのエントリー

今のところ、UDフォントはひとつも所有しておらず使用する機会もないのだが、どうも嫌な感じを抱いていた。
それぞれのフォントについて、良いとか悪いとか感じる程眺めたこともないので、これまで書き込まずにいた。けれど、あまりにいろいろリリースされるので、一般企業ものの制作物に流行りそうだな、と何だか厭世的な気分に。デザイナーとして抵抗を試みても、難しいことも多い……。
何かあるとすぐに「可読性が」とか言いたがるひとは、葵のご紋のごとくUDフォントを振りかざすことであろう。

電子デバイスの表示用とかサインデザイン用とかいうのは、研究の余地がたくさんあると思う。けれどそれは、紙媒体の場合と安易に混同すべきではないだろう。

紹介されているPodcastは、まだ聴いていない。

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2009.09.18

待ち遠しい

MORISAWA PASSPORTの「アップグレードキット2009」のリリース日が決定したようで。
「秀英明朝 L」が待ち遠しい。いちばん相応しいであろう、文芸の仕事も欲しいなあ……。

そういえば以前「秀英3・5号かなは出来がよくない」とか書き込んだ。細い方に限るが、3号は最近割と使用している。太い方を主に「よくない」と感じているのだが、言葉足らずだったか。5号は、出来云々ではなく今のところ(自分の仕事の範囲では)相応しい用途が見当たらない。更にいうと、上手に使用している例も多くない気がする。

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2009.09.15

Typoquiz

Typoquiz_1

Typoquiz_2

カード状のタイポグラフィクイズ。内容は何となく推測できるが、読めないのが残念(ドイツ語?)。タイポグラフィを学ぶひと向けでしょうか。

前の事務所にいるとき、ボスが現地より購入してきたものを羨ましがっていたら、次の機会に私に購入してきてくれた。最初に見たものと自分の頂戴したものとでは微妙に仕様が異なっていたのだが、現在ではまた異なった仕様のものが流通しているようだ。

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2009.06.30

モリサワから

大日本印刷の「平成の大改刻」の成果は、モリサワからということになったようだ。

昨年くらいから秀英3号・5号を見かける頻度が増えてきたが、それ以外の秀英体もどんどん普及しそうだな。好むと好まざるとに関わらず、モリサワはデファクトスタンダードだから。

判官びいき的に他から出て欲しかった気もするけど、俄然「2009アップグレードキット」が楽しみになってきたぞい(UD書体には期待していなかったのだが)。

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2009.06.11

ふつう

どの書体でどのように組めば、読みやすいか。
内容によって、対象読者によって、判型によって、造本によって……。ある低度の幅を持って、相応しいものはあると思う。「使用できるフォント」かどうかという制約があるが。

本文のフォーマットを検討しているときに、「ふつうの書体にしましょう」「ふつうの組み方にしましょう」などと言われる事がある。
即座に「ふつうって何だ?」と思うが、相手の考える「ふつう」というのが、リュウミンだったり、天地左右中央に置いた版面だったりで、途方に暮れたりする。

最初にあげたようなもろもろの条件を考えて、より相応しそうなものが「ふつう」なのではないかと私は思う。その地点から考えて、あえて他の選択肢を選ぶか否かという判断をするものじゃないのかなあ。

続きを読む "ふつう"

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2009.06.10

教えてもらったけど

以前、紙屋さんを交えた酒席にて「手肉感(てにくかん)」ということばを教えてもらった。用紙の手触り感を表すことばとのこと。用紙関連のひとの間で、「この紙は手肉感が云々……」などと用いるらしい

書籍などの用紙選びでは、印刷適性と質感などを総合して考える(もちろんコストも)。質感は用紙によって本当に様々で、各所の組み合わせを考えていると、どんどん時間が過ぎてしまう。それほど多様で楽しい。

最初に戻って手肉感。
件の酒席では、意味を教わって「なるほど、いいねえ手肉感」などと同席した人が言っていたのだが、自分は絶対使用するまいと思った。精通している訳でもないのに、次の日から得意げに使い出すようなのは恥ずかしいぞ! と考えたのだった。

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2009.06.04

フォーマット、いつ出来ます?

「不安だ」とかしながら、引き続き本文について。

ひとつ前のエントリーにある通り、本文の書体をどうするかは、仕事の極々初期に考える。
出力できないデータを拵えても仕方ないので、「PDFで(フォントは全て埋め込んで)の入稿は可能か」というのを確認してもらい、「できないのであれば「使用できるフォント」のリストが欲しい」というのをお願いする。私はその確認ができなければ、何となくしか仕事を始められない、と思い込んでいる。
しかし、尋ねても曖昧な返答しかないことが多い。そして漠然としたまま時間は過ぎ、「フォーマット、いつ出来ます?」的な連絡を貰ったりする。

こういうやりとりが、毎度ほんとうに残念だと感じる。
使える食材とキッチン設備が分からないのに、レシピの提案をしろと言われてるようなものだと思うけどなあ。

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2009.05.28

本文ひと文字

普段、本文ページの設計から装丁まで行うにあたって、全ての基本を「本文」から始める。

まずは、書体と級数、組み方(字送り・行送り・ぶら下げの有無など)を検討。次に、1行あたりの字数(ベタ組みの場合)と、1ページあたりの行数に見当をつけながら、版面の位置を模索(同時に柱とノンブルの体裁も検討)。上記ふたつをしばらく往復しながら、自分なりに決定。それから見出しの体裁を検討。大体はこの辺まで済んだ所で、フォーマット案として提案。意見を伺いつつ、フォーマットを決定する。

すんなり進めば、本文の校正を進めるうちに装丁の検討も始める。最初に決めた本文のことを、装丁を考える際にも踏まえる。

編集さんとのやり取りで、うまくいかないことがある。相手の出方(考え方?)によって、こちらの要望を強く言ったり言わなかったり……。強く言い合える関係の方が、私にはやりやすい。そうでない状況では、酷く落胆する。嗚呼、と思う。

ただ、編集さんの言い分の方が尤もなこともあるだろう。私は全てを、「本文ひと文字」を選び並べることから始め、最後まで通そうとする。頑固だと思う。木を見て森を見ていないんじゃないかとも思う。こんな風でいいのか不安だな。

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2009.04.22

活版凸凹フェスタ 2009

朗文堂さんよりご案内をいただいていたのだが、ドタバタしていて触れ忘れていた。

5月2日〜11日に「活版凸凹フェスタ 2009」が行われるとのこと。昨年はだらだらしていて行きそびれた。

ゴールデンウィークと重なりますが、どなたか同行できる知人はいないでしょうか(何でこんなところで請うてるんだ!)。まあ、ひとりでも行こうと思います。

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2009.03.31

こぶりな_2

「こぶりな」で検索して訪れるひとがチラホラいるようなので、補記を。

実は以前、第1回の「もじもじカフェ」の場で、その日のゲストだった字游工房の鳥海さんに尋ねてみたことがある。「詰め組みに適してるって変じゃないですか?」と。結構前のことなので記憶がおぼろげなのだが、鳥海さんの答えは「自分たちは、特にそういったことを推奨してはいない」とのことだった。凸版印刷か大日本スクリーンが、そのような「売り」としていたようだ。
あとは、こぶりなゴシックがリリースされる過程を話されていた。そもそもは、当初の「凸版印刷のエクスクルーシブフォント」という世への出方も決まっていない状態で、字游工房のオリジナル書体として制作されていたそうだ。それを凸版印刷だったか大日本スクリーンの方が見て、凸版印刷の書体として制作を進めることになったそうだ。

↑当日いらした方など、誤りがあったらご指摘をお願いします。

あと、その後一般に販売されるようになった過程は、筑紫ゴシックのリリースが無関係ではないのではないかと、勝手に推測している。筑紫ゴシックはこぶりなと同じように「こぶり」だが、オーソドックスながらも個性のある不思議な書体だと思う。さらにいうと、先行したはずのこぶりなを食っちゃってる気もする。こぶりなは、もっと早く売り出せばよかったのに。
ちなみに以前の事務所にいるときには、凸版印刷からATMフォントとプリンタフォントを提供してもらっていたのだが、PDFに埋め込めないとか使い勝手が悪くて、殆ど使う機会がなかった(凸版の仕事は結構やっていたのに!)。そうこうする間に、多くの仕事がヒラギノ角ゴシックから筑紫ゴシックに置き換わっていった。

近々、游ゴシックのウエイトが増えるようだが、どうなるでしょう。いまのところ私は、游ゴシックに強い魅力は感じていない(良くないということではありません。念のため)
諸事情あるとは思うのだが、こぶりなを拡張する(ウエイトを増やすとかグリフを増やすとか)方向はありえなかったのかな、と思うと何か残念な気もしている。

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2009.03.10

書体のデジタル化

マイコミの『フォントブック 和文基本書体編』を眺めていて、気付いたこと。

82、378、1036ページに掲載されている精興社書体のアウトラインが、非常に汚い。本文サイズだと気付きにくいが、拡大されたものはひどい。1036ページの説明によると、既にオープンタイプ化もされていて、社内システムにおいて運用されているという。

活版から写植、CTS、DTP化するどこかの過程で、手間をかけずに変換してしまったのだろう。一般に販売されておらずユーザーでもないので、いちゃもんを付ける筋合いではないが、精興社書体がこんな状態なのは寂しい限りだ。
精興社書体ではないが、写植の文字盤も精度の高くないものがあると聞いたことがある。他には、かつて府川さんが推していた「岩田真明朝体」のアウトラインが破綻しているのを示した画像を、ネット上のどこかで見たことがある。

活字を文字盤にしたり、文字盤をアウトラインデータにする際に、本当は印刷の方式まで踏まえて念入りに作り直すのが望ましいのだろう。字游工房さんのフォントを見ると、そのあたりが丁寧で素晴らしいなと思う。
「本文サイズを肉眼で見て分からないのであれば、別にいいのでは?」との思いもある。しかしイワタ明朝オールドの本文が固く見えるのは、一文字ごとのアウトラインが固いせいだと思うので、本文サイズで用いる書体とはいえ丁寧に作ってほしいものである。


Ni

写真は精興社書体の見本帳(PDF)を拡大したもの。やはり全般的に造りが粗い模様。

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2009.03.05

硬いよ

別の場所に掲載するために、自分の作ったものを改めて見返したりしているのだが、端的に言ってしまって硬いよな。最後に言い訳みたいのも加えちゃってさ……。


今さら隠すことも難しいと思うが、某先生事務所に4年と少し勤務していた。勤務中には語り尽くせないほど学ぶことがあったが、同時に我慢することも多かった。自分なんかは「顔」ではないわけで、思い通りにならないことは当然なのだし。
で、辞めるにあたってとてつもない解放感があり、気負いも大きかった。それで自分なりに精一杯やってきたつもりなのだが、硬いよな。

もっと手触り感というか何というか、そういったものを込められないと駄目だな。『おやじがき』『世界屠畜紀行』あたりを見ながら、思い知らされている(ふたつとも内澤旬子さんの著書で、寄藤文平さんのデザイン)。

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2009.02.09

活字デザイン今昔

昨日、青山ブックセンター本店で開催されたトークショー、「活字デザイン今昔」に行ってきた。
日本語活字ものがたり』(誠文堂新光社)の刊行を記念したもの。著者の小宮山さん、対談相手の鳥海さん、司会の川畑さん、映像を扱っていた向井さん。みなお馴染の(?)登場人物。軽妙なやり取り。各々の仕事に突っ込んだことを話されていたが、深い信頼があってこそなせる業ですな。

四角に収める書体デザインと、四角を打ち破って表現する書の話など、興味深かった。

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2009.02.05

WORKS

リンク先にて、これまで制作してきたものを掲載し始めました。気負うといつまでも始められないので、手軽な方法で。

当面は、時系列無視で掲載しやすいものから追加してゆきます。

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2009.01.30

演色AAA

事務所内の模様替えをした結果、自分のスペースが暗くなってしまった。そこで、今まで気になっていたもののスルーしてきた、色評価用蛍光灯を付けたスタンドを設置してみることにした。

直管20Wのスタンドは、あまりカッコいいものがないようだ。アームの長いものは、殆ど山田照明のZ-208と日立のFS2015E-Hとの2択のような…。
蛍光管はいくつかのメーカーから出ているようだが、「褐色防止型」というのに惹かれて三菱オスラムのにしてみた。

Ra99


スペックオタクとしては満足のゆく[平均演色評価数 Ra99(演色AAA)、5000K]という高スペック(?)となった。むふふ。
手元を明るくしようとすると、ディスプレイに当たる光が強くなってしまうようだ。遮光フードを付けたい。純正品は高いなあ。

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2008.12.09

人を惹きつける本

鈴木成一さんの講演会に行ってきた。辺鄙な場所での平日開催ということで、聴衆の多くは学生だっただろうか。

数年前、ブリヂストン美術館での講演を拝聴したが、その時よりも身に染みて感じることがいくつか。個々の仕事についてのことはともかく、自分の明日からのテーマも見い出すことができた。

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2008.12.04

ひさしぶり

用事があり、2年前まで勤務していた修行の地に顔を出してきた。スタッフは、ある程度入れ替わっていた。そこまでは知っていたのだが、本日初対面。2人がミームデザイン学校の受講中とのこと。
自分は関心がありながら見送ったわけだが、来期はどうしようか。迷う。とりあえず1月のイベントは参加する。

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予告

首都大学東京で開催される「人を惹きつける本〜鈴木成一、装丁を語る」に出没します。…って「都民」として聴講するだけですが。
私、平日勤務のしがない会社員ですが、偶然にも夏期休暇中につき参加できることに!

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2008.10.01

こぶりな

Booklet

近しいひとが「こぶりなゴシック」の購入を検討しているとのことなので、複数所有していた「こぶりなブックレット」を差し上げることにした。

しまっていたものを引っ張り出したついでに、改めて読んでみた。書体自体とこのブックレットは、うっとりするほど美しい。が、ちょっと気になる点があったので。

「こぶりなゴシック」はその名にもあるように、仮想ボディに対しての字面が小さめに作られている。かつて、仮想ボディいっぱいにデザインされた書体ばかりが流行ったことがあった。そういった書体へのアンチテーゼの意味合いがあるのかは分らないが、控えめながら素直で明るい印象だ。ベタで組めば、そういった印象がそのまま版面の印象となる。
しかし「こぶりなブックレット」では、「詰め組みに適した書体」と繰り返されている。そんなのは全く売りでもないのではないかと思い、かつてはかなり変な気分になった。だって「パラつくから詰める」という動機があるなら、字面は大きい方がいいじゃないか、と。詰めなくていいし。何で「字面が小さくて詰め組みが美しい」が売りなんだ?


ブックレットを読み返して思うに、写植全盛期にはびこったという「一律一歯詰め」等のワークフローのDTPヘのリプレース用の書体として、推していたようである。本末転倒な感は否めないけど、そういう需要に応えるという設定だった模様。かつてほど憤る気分でもない。
このブックレットの発行は2002年3月1日となっている。その後、字面が「こぶり」な書体がいくつもリリースされてきた。もはや「詰め組みに最適」的な売り文句は必要ない(と思う)。

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2008.09.30

組みNOW

Now_01

Now_02Now_03


この冊子が発行される以前、出版社内のハウスルール以外に、業界で統一された組版ルールや日本語の正書法は存在していなかったという。「写植の全盛期、写研はオペレーターの教育を熱心に行っていた」という話をよく聞いた。黎明期のDTP組版が「全くなっていない」と評されるのとセットで。

「はしがき」「あとがき」を読むに、文字組版に対する真摯な姿勢を感じずにはいられない。かつての自分は、「『全くなっていない』なんて言われるのはごめんだ」とばかりに、関連本を見つけては入手し、Quark 3.3で難解なデータを拵えていた。現在はかつてのような気負いも、繰り出す裏技もなく、のほほんと作業している。わりとまともな進化をしたのかな、と。

「先哲の教え」を軽んじることのないようにありたい。

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2008.09.16

「いまいち売れない」本

出版物のデザインする仕事をしている。基本的には、本文組みから装丁まで全て。当たり前だが、売れたり売れなかったりする。自分の仕事が、売れ行きにどの程度影響しているのかがつかめない。

何よりもまずは「内容ありき」に違いない。野暮ったいデザインでも売れたりするし。
ただし、カバーを掛け替えた影響で『人間失格』が売れたという最近の例もあるので、デザインの効力が大きいことも想像に難くない。あとは販売戦略の賜物とか。
変な書名の本も流行ってるな…。

デザイン料は納品した時点で精算されるので、その後の売れ行きには全く関係ない。「売れなかったらもう頼んでもらえないのだろうか」との思いが頭をよぎる。いまの自分は固定給の雇われの身なのだが、金銭的に旨味の少ないブックデザインの仕事(←やりたい)を続けるには、ある程度の量をこなして売り上げをあげなくてはいけない。
「いいものができた」と周囲が認めるものの「いまいち売れない」本があったとする。それを作った自分の評価はどんなものなのか。

暇になるのが何よりも恐ろしい。

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2008.07.13

行ってきた

ブックフェア。いちばんの目的であったイワタ半額セールで一書体ゲットし、ほかは印刷関連をやや念入りに見てきた。

出版関連は、購入資金がないのでほぼ素通り(いちおうぐるぐる廻った)。そんな中、新卒で入った会社でいっしょだった、Hさんに出会う。某ブースのお手伝いをしていた模様。展示会の類いでは関心のないブースに捕まらないように通路の中心を歩くようにしているのだが、阿呆面でふらついていたところ、捕まった。人を介すとさほど遠くないところにいるのだが、この数年まったくお会いすることがなかった。そのうち、仕事をいっしょにすることもあるのかな。

DNPブースは秀英体のところをじっくりと。秀英ゴシック体は、書風の違うものがふたつ展示されていた。ひとつは筆致を残した雰囲気で筑紫ゴシックの感じにやや似ていて、こちらの方が来場者に好評だった模様(どちらが好みかシールを貼るところがあった)。秀英横太明朝は、いまいちピンと来なかった(使用例を見たら気が変わるかも)。

追記
上記のイワタとDNPは、正確には同時開催の「デジタルパブッシングフェア」の方でした。

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2008.07.12

中村活字のコミュニティ

増刷の依頼をしていた名刺を受け取りに、少し前に中村活字さんに行ってきた。
訪問するたびに新たなお仕事を見せていただくのだが、またまた増えたよう。本当に喜ばしい限り!

ブログを作ってもらったので見てみてね、とのこと。中村活字のコミュニティです。

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川上に向けて思うこと

誰かのデータを転送しないで、編集して/環境が違うので、プリントアウトも付けて。正しい形がわからないよ/写真とか図表とか、Wordに貼る前のデータはどこにいったのでしょう/赤字は口頭で済ませないで。「FAXでくれ」と返すと気分を害すんだものなー/FAXくれる前に電話で長々説明されても、理解できないよ/PDFを画面で5秒見ただけで、大きさとか色とか指摘されてもなあ…/PDF、原寸でプリントできます?


逆の言い分も多々あることでしょう!

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2008.06.23

おすすめ

Amazon.co.jpで、以前に「祖父江 慎の『文字のデザイン・書体のフシギ 神戸芸術工科大学レクチャーブックス…2』」をチェックされた方に、週刊アスキー編集部の『キャナァーリ倶楽部 ファースト写真集 集の巻 水着、サイパン、キャナァーリ倶楽部!』のご案内をお送りしています。

なんでだよ!

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2008.04.18

活版凹凸フェスタ

弘陽の三木さんより、封書が届いた。中には「活版凹凸フェスタ」のチラシが。連休は特に予定もなく暇そうなので、行ってみるかな。ジムも休みみたいだし。

活版印刷で作品を制作されている方々、活発に行動されているよう。自分は関心がありつつも踏み込めずにいる。一昨年に続き、昨年も、中村活字さんに何度か印刷を頼んだ。活版印刷への取り組み(?)は、いまのところ依頼することと身の回りの人に宣伝することのみ。
あと何年か後、自分のライフプラン的に時間とお金が確保できるタイミングで、アダナ・プレス倶楽部が存続していてくれたら。

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2008.01.22

古紙の件

先週末、某紙屋さんとの宴席があった。

巷を騒がす古紙偽装問題については、余計なことを言わないよう、会社からお達しがあったそうだ。まあ、メーカーの方ではないのでワンクッションあるが、当事者とも言える気がするし。「結局暗黙の了解だったんですか?」とか聞けなかった。

しばらくは、この件で火種がくすぶり続けるんだろうな。仕事で環境報告書の制作などを請けているのだが、納品間際だったらうちの会社も大騒ぎだったのだろうか。刷り直しとか発生したりして。
ぼちぼち各社の2008年版の制作が始まるのだが、FSC認証紙にしておけばOKなのか? 認証制度自体はかなり厳しいらしいし。

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ミームデザイン学校_7

昨年の4月のシンポジウム以降話が聞かれなくなったため、実現が難しく頓挫してしまったのかと思っていた。ところが実際は現実的な話が進行していたようで、「4月19日より青山ブックセンターにて」開校が決まったとのニュースをいただいた。

2月23日にABC本店にて「学校説明会+ミームデザイン学校開校記念直前公開講座(仮)」が開催されるとのこと。学校のメルマガによると、明日よりABC本店にて受付開始らしいのだが、ABCのイベント告知の方には見当たらない。

4月からの学校に通えるかまだよく分からないが、とりあえず説明会には参加してみる。ちょっとビビり気味なのだけど。


追記
ABCのイベント告知ページにアップされたようです。1月25日より受付開始とのこと。

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2008.01.08

坊っちやん

祖父江さんの『坊っちやん文字組一〇一年』のprintブックを入手した。

『d/SIGN』8号の「原寸! 「坊っちやん」本文組100年」の続きだな。今度のは、図版の数が少なく原寸大でもない(200%大)。が、図版、注釈などがカラーで楽しい。

いつも思うのだが恐るべき探求心!! 降参。

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2007.10.27

開き

前の「横倒し」エントリーに関連して。

頁を繰る方向を表すのに「右開き」「左開き」と表すが、どっちがどうなのか、未だに混乱する。用心して調べた上で伝えても、相手にきちんと伝わったのか、非常に不安な気持ちになる。
他によい表現はないものでしょうか。


「右開き」「左開き」は、「みぎあき」「ひだりあき」と読むのをついさっき知った(恥)。「みぎびらき」「ひだりびらき」というのが周囲で通用しているのだけど…。


追記
コメントのところにも記入しましたが、読みについては不確かです。「〜びらき」でもよいのかもしれません。

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横倒し_2

見開きの誌面を「横倒しの縦長誌面」として用いたい場合も、前の理屈と同じように考えるようにしている。全体が縦組みの本であれば左を下とみなし、横組みの本であれば右を下とみなす。連続しても、問題なく頁を繰ることができる。

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横倒し

誌面で横倒しの英数字(など)を用いる場合に、上から下(読み下げ)にするか下から上(読み上げ)にするか。
かつて強く疑問に思う機会が何度かあったのだが、いまは一応の基準が自分の中にある。前の職場で、ボスに「そんなことも知らないのか」と喝破されたから。糞味噌に。


ボス曰く「頁の進行方向を下とみなすべし」。つまり縦組みの本であれば上から下に、横組みの本であれば下から上にということになる。横倒し部分の「重力」と頁を繰る方向が合うので、整合性が取れていると思われる。
ただし表紙周り(特に背)に関しては、その限りではないのかも。ヒラであったり背であったり、中身とは切り離された見え方もあるので(中身と繋がった構造を目指しているけど)。

横組み文化圏の本を眺めると、背の文字は読み上げであったり読み下げであったり、様々だ。ちなみに読み上げ読み下げという言葉は、背の文字に関して用いることが多い。誌面でのケースに用いるのは、誤りかもしれない(自信なし)。


万能な基準とも言えないだろうが、自分の中では揺らぎの無い指針として確立している。
他の説がありましたら、ご教示の程を。

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2007.10.11

タイポグラフィ0710

今年は個人的に仕事の面で大きな変化があったわけだが、文字関係に限定してみてもいくつかの画期的な体験があった。

活版印刷と手動写植の体験のみならず、地金彫りの実演や活字母型の彫刻・鋳造現場まで、至近距離で目にすることができた。直近では、縁あって、SHMを使いまくった書籍も制作した(写植の経験が殆どない故、自分にとっては特筆すべきことだ)。
ここ10年間で、もっともアナログな体験をした。それらを習得した訳では決してないのだが、「百聞は一見に如かず」のことばに倣えば、貴重な「一見」の連続であった。

だが、少しずつ踏み進むにしたがって、自分の欠落部分も明確になってきた。
この分野で先を進む人たちは、多くの場合「研究」や「実践」の成果を、世の中に示している。自分は。明らかに研究などしておらず、実践も中途半端だ。好奇心であちこち首を突っ込んでいるが、それ以上でもそれ以下でもない。かなりの部分、ただの傍観者だ。


……と、そういったことを必要以上に憂いているわけでもないのだが、ここに好き勝手書き込んでいること自体を「どうしたものかな」と考えている。

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2007.09.09

「こんな感じで作ってね」とかよくあるけど

本屋をふらついていたら、平積み部分に『うかたま』という雑誌があった。となりには『ku:nel』が。
似ている出版物は、その手のコーナーに行くと掃いて捨てるほどあるのだけどね。隣に並べるとさすがに……。地と写真の配分なんて「同じ」と断定してもいいくらいで、こっそりクウネルくんの代わりまでいるし。ちなみに中をめくって見てもやはりそれ風だった。


自分が無知なだけで、実は正式に姉妹誌だったりするのかしらん。

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2007.08.12

写真植字の時代

一週間前のことになるが、もじもじカフェ第8回「写真植字の時代」に参加してきた。無断で詳細を公開してはいけないようなので、だいぶ端折って。写真も掲載しない。他所に詳細なレポートがあるようなので、そちらを参照のこと。

一日目は、写研のPAVO-KYが稼働する駒井さんの仕事場を見学。説明を交えながら、作業を見せていただく。PAVO-KYは、手動写植機としてはかなり後期のもの(最新機?)らしく、傍らに画面が付いているが、以前はこれが付いていなかったとのこと。試し打ちと、それに加えての計算と勘で扱っていたそうだ。すべて画面を見て操作するDTPとは、別の世界だったんだな。
簡単な図形の描画も見せていただく。稼働音を聞くに、活版の現場とは全く異なる機械(それもかなり精巧な)であることを痛感。思ってもいなかったことだが、最後には、それぞれ参加者が自分で印字することに!! SHMで自分の名前を。なかなか経験できることじゃないぞ。密かに興奮。

二日目は、じっくりお話しを伺う。興味深いお話もいろいろ。メモメモ。ディープな話が多かったかな。自分は業界人の端くれだが、あの場で普通の人はどうだったのだろう。前日に自分で打った文字と、名人の打った文字を戴く。「もっと、今後の仕事に利用できそうな文字を打てばよかったかな」と邪念が沸くが、遅い。

比べたらはるかに自由度のあるDTP。もっともっと精進しよう。先人の知恵より謙虚に学ぶこと。


追記(2007.8.14)
もじもじカフェ事務局より、「詳細非公開ということではないです。以前、著作権・肖像権の点で問題のあるブログがあったので、事前に連絡をいただいて、先にゲストの方に許可をいただこう、ということになった次第です」(要約)とのご連絡を戴きました。私自身は概ねそのように理解していましたが、誤解を生じる表現であったので、訂正いたします。
上にも書きましたが、他の方の詳しい報告もネット上にあるようですし、私はこれ以上記載しません(別の機会に思い起こして触れるかも…)。

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2007.07.20

秀英体_3

これも時間が経ってしまったが、報告。

大日本印刷の秀英体展示室へ訪問する機会をいただいた。周囲に募った結果、都合11人のプチ団体で訪問。詳細は、同行されたLUFTKATZEさんのブログに(勝手に)任せ、それ以外のことをいくつか。

オープンタイプフォントとして発売されることが発表された秀英体だが、まだまだ漢字を用意するのに時間がかかるようだ(現状は第二水準まで→細明朝の場合か?)。制作に当たっては某有名どころが協力しているとのことなので、品質については安心してよさそう(個人的にはモリサワの秀英3・5号かなは、あまり出来がよくないと思う)。
展示スペースの表示は秀英体。流されていた映像のテロップも、やはり秀英体。いちいちカッコいい。本文用の細明朝も、意外とサイン文字としていけるような。初号は侍のようなたたずまいだ。惚れ惚れ。

我々の見学には、秀英体プロジェクトのSさんが立ち会い、とても詳しく解説してくださった。永原康史さんがディレクションしたという展示スペースは、面積こそ狭いものの引き出し式の展示が盛り沢山で、全てを見尽くすにはまだまだ時間が必要だった。

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ABC タイポグラフィ!

時間が経ってしまったが……、報告。

ABCとアダナ・プレス倶楽部共催の「ABC タイポグラフィ!」、最終日に駆け込みで行ってきた。
会場はABC店内奥の方。普通の人には分かりづらかったのかもしれないが、自分は事前に「あそこだろう」と目星を付けていたので、案内も見ずに直行。会場に入ってすぐに、アダナ・プレス倶楽部の大石さんが。以前何度かお会いしたことがあったのでご挨拶。
作品の展示の他に、大型の活版印刷機や自動鋳植機などが動く姿が映された映像が、流されていた。「貴重な映像が流されている」という予備知識を持って伺ったので、しっかり観る。他には誰も観ていない。隣に座った片塩さんの解説を聞きながら眺める。
その後、後日秀英体展示室を訪問することについて、大石さんもともに少しお話。

「活版再生」展の作品展示を見たときのような、微妙な心境はなし。手作りの、とてもよい展示だったと思う。築地活字さんの新しい見本帳、大判印刷機の刷り出しなど、購入。

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2007.07.04

秀英体_2

大日本印刷のオリジナル書体「秀英体」。デジタルフォント化が進行していることは漏れ伝わっていたが、いよいよ正式なリリースが出た。細明朝と初号明朝は、是が非でも欲しい。価格はどうなるのだろう。他社のオープンタイプフォントと同等のところに、収まってもらいたいが……。

このデジタルフォント化は「平成の大改刻」とされていて、その取り組みが、5日からの「第14回東京国際ブックフェア」で公開されるそうだ。実は近々「秀英体展示室」に訪問することになっているのだが、このフェアの直後であり、ちょっとタイミング悪いのかな、と思いつつある。ともあれ、購入以来あまり開いていない『秀英体研究』で予習するようにしよう。

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2007.06.19

ラジオ

いま、TOKYO FMで祖父江さんが喋っている。『本の常識を超えるデザインワーク』というテーマらしい。偶然。ラッキーだ!

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2007.06.17

直彫り_7

正面から動画(削除しました)。主に人さし指と中指で、押して彫っているようだ。視力が落ちたときに眼の手術をしたとのこと。左右で違う状態にしたそうな。うーむ。

『人間会議』の2006年冬号に清水さんが掲載されており、この場で購入させていただいた。「ちょっと自転車で帰って持ってくるよ」と出ていかれて……。

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2007.06.14

直彫り_6

会の始めと終わりに、活字を頂戴した。ありがたい。
清水さんに戴いた名刺には、「活字地金彫名人(馬場政吉名人直系)」とある。活字研究会で作ってくれたとのことだが、名人という肩書きについて謙遜されていた。ちなみに中川原さんの名刺には「印鑑 活字 木版 彫刻」とある(彫刻が前の三つにかかるようなかたち)。

清水さんの彫った小さい活字。マッチ棒の断面程の面積に漢字が彫られている。すごい!!

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直彫り_5

中川原さんと同行していた大日本印刷のSさんによると、「中川原さんは小僧時代におつかいで清水さんのところに通ったことがあるということでしたので、実に50年ぶりの再会でした」とのこと。凄い!!

小宮山博史さんが、大日本スクリーン製造のサイトで彫り師について書いている。文章後半には清水さんのことも。小宮山さんは、2005年に印刷博物館で行われた「聚珍録刊行紀年セミナー」の際にも、彫り師についてお話しされていた。

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直彫り_4

会場にいる年配の方に、見覚えがあるような……。しばらく思い出せなかったのだが、以前ブックフェアで直彫りを実演されていた、大日本印刷の中川原さんであった。びっくり。恐る恐る話しかけて、いくつか質問。清水さんの兄弟子の弟子に当たるのが中川原さん。道具の使い方など、微妙に異なるらしい。清水さんはほとんど押して彫っていたようだが、中川原さんは押したり引いたりするとのこと。彫刻刀は、両方向で彫れるように手を加えてあるそうだ。

名刺と、内澤さんのイラストが入ったカードを頂戴した。カードはブックフェアの時にも戴いたが、違う印が押されていた。判子は今でも彫るとのこと。以前の疑問について尋ねてみた。石だそうだ(当たり前か)。

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直彫り_3

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彫刻刀。あまり多くの種類は使わないとのこと。押した刃を指で止めることがあるので、あえて刃を丸くしてあるそうだ。

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直彫り_2

時間が空いてしまったが、続き。

清水さんが直彫りを止め、ベントン彫刻機による彫刻に専念するようになったのが1961年。40年以上経って、活字研究会の要請により直彫りを再開したという。「体が覚えていて出来ちゃったんだよね」とのこと。2005年の「印刷解体」展でも実演をされていた(私は行きそびれた)。

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全体のあたりをとった段階で、活字研究会の高内さん(もと岩田母型製造・社長)が「内緒で持ってきた」という鋳造活字と比べてみる。

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これ以降深く彫る工程は、弟子が担当することが多かったそうだ。意外なことに、大きな活字の方が難しいとのこと。粗が目立ちやすいのがその理由。清水さん曰く、今回彫ったものは「出来がよくない」。

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2007.06.02

イワタ_8

パターンと活字サイズの対照表。同一パターンを元に異なるサイズの母型が彫られる場合もある。ベントン彫刻機の効力発揮。

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ひとつ前のエントリーの写真もそうだが、本人としては複写をするつもりではなかったので、実にいい加減なフレーミングだ。


おまけ。手回しの鋳造機(だと思う)。

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イワタ_7

見本帳など。手ブレのため一旦はボツにしていたけど、追加。

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大きな工場があったんだな。

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2007.05.26

直彫り

清水金之助さんの、直彫り(地金彫り)見学会に参加してきた。

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2007.05.23

プロフェッショナル 仕事の流儀

昨日の晩、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、鈴木成一さんを採り上げていた。放映を昨日知ったので、それまでに帰宅するか迷った。結局仕事場で、残っていたもうひとりと一緒に観ることに。
常に結果を出しているひとだと思うので、ことばに説得力がある。鈴木さんのブックデザインは、買おうかと思わせる力が確実にあると思われる。少なくとも自分はよく手に取る。で「ああ、さすがだな」といつも。観てよかった。

再放送もあるようです。

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2007.05.17

100%写植展

今月22日から27日まで、moji moji party vol. 2が開催されるとのこと。サブタイトルに「100%写植展」とある。今度は行けるかな?

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2007.05.16

活版再生展_2

展示は、大きくは、活版印刷についての説明をした部分と、参加者の作品を並べた部分とに別れていた。
前者は活版の道具もろもろと、工程を映した映像、印刷機などが並べられ、興味深く眺めた。DELMAXという印刷機を軽く動かしていた(印刷はせず)が、給紙・排紙部分、インキを加える部分など、以前アルバイトで動かしたことがある小さなオフセット印刷機に、結構似ていた。
後者の展示の方は、どうもしっくりこなかった。竹尾のペーパーショウに足が向かなくなったのと同じような感じで、いざ「作品でござい」と見せられても「だからどうしたの?」と感じてしまうような……。多分、自分のやっかみのような感情が要因になっていると思われる。さっさと見て立ち去った。一点一点は、印刷物として魅力的なんだけどね。

前者の展示の方に、本物の活版印刷従事者がいて、デモンストレーションしてくれたらもっとよかったかな。自分が行った時にDELMAXを動かしていたのは、イベントのスタッフの若い方だった。実際に運用してきた方ではないせいか、いまいち説得力がなかったような。違う時間には、別のデモンストレーションが行われていたかもしれないけど。

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2007.05.14

イワタ_6

見本帳いろいろ。

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活字鋳造見学会_5

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「六鳴舎」をネットで検索するもヒットせず。


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鋳造機。

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2007.05.01

イワタ_5

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古い見本帳。たくさんあった。


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彫り師の系譜。ブックフェアで直彫りを実演されていた、大日本印刷の中川原さんも。


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おまけ。ヒカッカテ動かないので!!

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イワタ_4

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活字棚。壮観。色の異なるものはスーパー活字かな。我々見学者が自由に歩き回ることに。動画を撮ることを思いつく。ウォークスルー活字棚(mp4)。この数倍の広さはあった。

ついでに鋳造しているところ(mp4)。前回より寄りで撮れた。ぜい片など(?)を戻して溶かす。

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イワタ_3

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津上製作所のベントン彫刻機と、雰囲気のある電気スタンド。置いてあるあらゆるものが相当に古く、この空間だけ時間が止まっているような錯覚を受ける。


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ベントン彫刻機のマニュアル。


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引き出しには母型が入っていたりする。


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築地活字さんでも見たインゴット。真ん中の窪みで折れるようになっている。違うものも。メツ活字を溶かし固めたものか?

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イワタ_2

一緒に見学された方も含め、ネット上にいくつかのレポートがあるようなので、端折りつつ写真を掲載してみる。


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最初に通してもらった事務所の扉には、写真の文字が。中には来客用に様々な資料などが置いてあった。貴重なものばかり。書体の表は前に復刻版を買ったな。


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ベントン彫刻機で母型を彫る元になるパターンは、いたる所に置いてあった。右側のは学参など特殊な活字のパターン。

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2007.04.25

イワタ

工場閉鎖が間近という、イワタ活字販売株式会社(前身は岩田母型製造所)大森工場の見学に行ってきた。

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活字鋳造見学会_4

ひと通りの工程を見せていただいた後に、自分の名前を好きな書体で鋳込んでいただけることに! 迷った揚げ句、宋朝体でお願いした。最初は「正方形の真ん中に配置するからね」とのことだったのだが、お話しするうちに、本来の縦長のボディで鋳込んでもらえることに。感謝です。その後置いてあった、伝票の組版を眺めていたら、これも「持ってく?」とのことで、ありがたく頂戴する。
いっしょに見学された方は、見本帳を購入していた(私は先日いただいた)。5月の「活版再生展」で改訂版を販売するとのこと。ちなみに築地活字さんの「HP」のマークは、「博文館プレス」の略だそう。

現在、築地活字を率いている平工希一さんは、岩田母型製造所を創立した岩田百蔵氏の孫に当たるようです。…で、唐突にイワタ販売株式会社へ。


追記
メモを見返したところ、「HP」のマークは「博文館プリント」の略だとのことでした。博文館印刷所(現・共同印刷)と提携していたようです。

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2007.04.24

活字鋳造見学会_3

ガスの火で溶けた鉛(錫とアンチモンも混合)が、瞬く間に活字に。この間に成型され母型に押し付けられ、水で冷やされて固まるそうだ(さらに成型)。
動画(.mp4)

機械の速度は、鋳造する文字が大きいほど遅くなるとのこと。別の機械(小さい活字用)では以下の通り。
動画(.mp4)

扱い方によって機械の「もち」が変わってくるそうで、実演して見せてくれた大松さんは、あまり速度は上げないそうだ。母型を壊さないためにも、無理はしないとのこと。


溶かす前のインゴットと、出来てきた活字。

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2007.04.23

活字鋳造見学会_2

築地活字さんで開催の「活字鋳造見学会」に参加してきた。まず、地図を持っていたにも関わらず、たどり着けず。何度も前を通り過ぎていた。電話をかけて、迎えに出てもらい、時間を過ぎてから到着。駅に早く着いて時間を潰していたのに……。

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2007.04.16

ミームデザイン学校_6

終了後に、友人と会場下のカフェへ。シンポジウムの終わりに、中垣さんが「僕らも行くので話しかけて」と仰っていたので、ビビりながらも移動した次第。そこで「活版工房」で知り合ったSさんも一緒になり、Sさんの知人の紹介を受ける。こちらも友人を紹介。さらにその場に来られた方も同席し、しばし雑談。
その席に中垣さんがいらしてくださり、お話を伺った。名刺も頂戴した。有り難い。ミームを受け継がないとな。

Sさんの知人に、とある縁があった。かなりビックリ。せまい業界だな…。

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ミームデザイン学校_5

シンポジウムに行ってきた。
受け付けを済ませ入場したすぐのところに、杉浦さんが座っており、いきなりビビる。実はお姿を拝見するのは初めて。師匠の姿も発見。やや遠くより会釈。挨拶が足りなかったかな……。うーむ。

最初に、ジャケットの下に蛍光ピンクのシャツを着た中垣さんの挨拶。「杉浦先生からいただいた」というネクタイをされていた。続いて杉浦さんの挨拶。柔和な表情で神様のようだった。

今回のシンポジウムでお話をされる、カスパー・シュワーベさんと祖父江さんの紹介。シュワーベさんは、茂木健一郎さんの20年前には「アハ!」ということばを用いていたそうだ。ここで発見したのだが、杉浦さんは「!」のことを「おったまげーしょん」と呼んでいた。これからそう呼ぼうかな。もうひとつ、杉浦さんも中垣さんも(師匠も)、そ「ふ」えさんと発言されていた。なぜだ?

シンポジウムの内容は、言葉で書き表すのは難しい。シュワーベさんは、「移動する彫刻」を用いたパフォーマンス。ただただ関心。幾何学図形はすごい。祖父江さんは八厶夕口一の話題。「明朝体(漢字)風のカタカナ」を探求した過程をPowerPointで表示しながら解説。何度も祖父江さんの講演を拝聴しているが、今回は緊張されていたようだ。いつも思うが、あの探求心には敵わないな。

最後に杉浦事務所の佐藤さんより、6月に杉浦さんの展覧会があるという告知が。是非伺いたい。

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2007.04.11

基本 日本語活字見本集成

誠文堂新光社より発行される書体見本集、『基本 日本語活字見本集成 OpenType版』だが、『アイデア』321号では「3月発売予定」となっていたが、そろそろ(19日?)発売される模様。朗文堂の編纂かと勝手に思い込んでいたが、どうやら向井裕一さんが編集されているようで、より楽しみになった。「朗文堂/編」で内容が偏ったものだったら残念だな、と思っていたもので……。


追記:向井さんは「構成・組版」で編集はスーパーデザイニングの柴田忠男さんでした。

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2007.04.05

活版散歩

先日の「活版工房」でお世話になったLuftkatzeさんが、活版散歩というブログを始めたとのこと。何だか自分のブログも活版エントリーが頻発中だ。いちおう自分の方は、活版印刷に限定するのでなく、(ブック)デザインとタイポグラフィという切り口(のつもり)。

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2007.04.03

「活版工房」ブログ

「活版工房」のブログが開設されたそうです。先日の講座(ワークショップとある)の記録も。当日はカメラを持参しなかったので、写真を見て記憶が蘇った。主催は中村活字さんということでいいのかな。

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活版再生展

以前少し触れた、活版再生展の詳細が公開されている。想像していたより大きな規模で行われるようだ。連休中、5月4日より。楽しみ。

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2007.04.02

活字鋳造見学会

築地活字さんで開催の「活字鋳造見学会」に参加することになった。活字の鋳造作業は印刷博物館かどこかで映像では見たことがある気もするけど、現場で見る機会はなかなかないと思うので楽しみ。
実は先日の「活版工房」に、築地活字の方がいらしていて、見本帖を頂戴した。想像していたより豊富な書体があり、驚いた。築地活字さんのサイトにアップされている。


ちなみに頂戴したのは「昭和60年8月版」だったのだが、バツ印が付いているものも。いまはもう鋳造していない書体だろう。

「活字鋳造見学会」は、まだ受け付けているようです。上の画像のリンク先より「催し物のご案内」を辿ってください。

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2007.03.28

不意打ち

昼休みにABCの文字関連書籍付近で、知らないひとに話しかけられ名刺をいただいた。文字道の伊藤さん。そういえばmoji moji Partyって、知ってたけど行かなかったんだなあ。行けばよかった。
そろそろ游ゴシックが出るとのこと。それとタイポスのオープンタイプ化が進んでいるそうな。写植で作ったというネクタイをされていて、Adana-21Jのことも話しておられた。
唐突すぎておろおろした。こちらの名刺もお送りしておこうかな。

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2007.03.26

栃折久美子『製本工房から』より_4

〈服を着せる〉という比喩は、捨てはしなかったけれど、受け持たされていた意味はずっとせばまった。やがて別の一つの系列の答えが用意される。その典型的な例を示すと次のようになる。
〈本の中身というそのままでは目で見たりさわったりできないものを、持ち運びに便利な、量産に適した、読む、保存するという実用に耐える、お金で買うことができ、買ったからには所有することに一種の満足感を覚える、そういう一個の品物の形にする計画です〉

「装幀とは何か」の答えを引き続き。これでも全ては言い得ていないとのこと。三十年以上前のことばだが、ほぼ言い得ているのではなかろうか。
少なくとも自分が生きているうちは「紙の本」は無くならないと思うが、辞典などは多くの場合はもはや「電子もの」でいいのでは、と思っていたりもする。「電子もの」になると、インターフェイスデザイン(含画面デザイン)に尽きるのだろうな。パッケージすら無くなりつつあるし。

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栃折久美子『製本工房から』より_3

ある高名なデザイナーのところへ、ある編集者が装幀の依頼に行った時、デザイナーが、本文の組み方はどうなっているのか、どのくらいの部数をつくるつもりなのか、言われたような性質の本だとすると貼箱入布装というのはどうも納得しがたいがどうしてそう考えたのか、などの点について質問した。編集者はそれに答えることができなかった。デザイナーは、男か女かもわからないものに服が着せられるか、と言ったという。
(中略)
ある時期まで、私はこの〈服を着せる〉という比喩が気に入っていて、うまく言いえているつもりになっていた。この比喩で捉えられるのが、装幀という仕事の一部分でしかないと考えはじめたのは、そんなに遠いことではない。

「装幀とは何か」と問われる際に考えること。「自身の変化によって答えも変わるだろう」とのこと。今の世の中では、「装幀とは何か」と問われることは殆どない気がする。概ね〈服を着せる〉ような意味で理解されているような。

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栃折久美子『製本工房から』より_2

岩波書店が新書の定価を維持するために、スピンと帯をやめることにしたときいたが、これは筋が通っている。一本のスピン一丁の扉をはり込む手間も、別のより本質的なものにふりかえることができるのであって、スピンはあった方が便利にちがいないが、多くの本はスピンどころかどうでもよいものに手間をかけすぎているように思う。

限られた予算の中で、造本はどうあるべきか。「本質的なもの」とは。別の箇所よりもう少し引用。

ほとんどのペーパー・バックスが無線とじになってきているから、比べてもらえるかと思って作った本だ。私の本には見返しがない。本文と共紙の扉の前に残した白い紙を、表紙といっしょにカバーの折り返しにはさんである。見返しの端を表紙に糊づけした本とどちらが読みやすいか。私の本は無線とじではない。
(中略)
見返しや別紙扉はなくても、糸とじのほうがいい。その分の製本代は紙の節約分からおつりがくる。無線とじは、読みすてのものと文庫本と電話帖だけにしてもらいたい。製本屋さんの中にだって、同じ考えでがんばっている人もいる。それなのに、無線とじは、厚表紙本の中にさえ、確実にふえつつある。

無線とじの本=かがり直すことのできない本。後世に残るべき本ほど、ページの欠落など起こりにくい糸かがり製本であるべきだという主張です。仮に欠落が起きても、かがり直せるあじろとじの方がまだましだ、とも。なるほど。

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栃折久美子『製本工房から』より

銀を二色分として合計すれば六色刷の費用がかかっていることになるのだが、どう考えて見ても、同程度の効果を三色刷で十分に出せるとしか思えない。仮に六色までは使ってよいという条件であったとしても、依頼主にできるだけ無駄なお金は使わせないように配慮するのは当たり前のことだし、色数を多く使えば使っただけの効果を上げるのは、デザイナーの義務ではないか。

引用が長くなってしまうので、前後は割愛。無駄な経費をかけているであろう装幀、または過剰に見本を作らせ、たくさんの校正を出させている仕事を例を挙げ、それについての筆者の考えを記している。至極真っ当。ごもっともです。

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2007.03.13

活版 印刷リバイバル

nikkei BPnetに活版印刷・嘉端工房を訪ねるという記事が。本編はこちらにあるらしい(会員でないので読んでいない)。

さらにYOMIURI ONLINEには活版 印刷リバイバルと題された記事が。で、「活版再生展」でググってみると文字屋人気すごいです!というブログの記事が。正しくは「活版§再生」展のようだ。YOMIURIの記事にあるカードはこちらのものらしい。

やっぱり、活版印刷、盛り上がってきてるな。

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2007.03.12

製本工房から

製本工房から』(栃折久美子著・冬樹社)という本を読み始めた。ブックデザイナーである著者の記した、造本・装丁・ブックデザインに関する短文を集めたもの。17年間にわたるものとのこと。なかなか含蓄のあることばが並んでいる。

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2007.03.08

アダナ・プレス倶楽部_3

Adana-21Jの価格(暫定版)が公表されている。本体セットが税込み450,450 円で、新規導入用のスターター・キットが89,880 円とのこと。まあ、予想の範囲内か。
先日「活版工房」を体験して思ったのだが、我が家には置けそうにない。汚れを考慮した十分なスペースと、扱う時間的余裕がないと無理だな、と。半分くらいの値段だったら「買うか否か」とそわそわするのだろうけど、ちょっとね。

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2007.03.05

ミームデザイン学校_4

第2回のシンポジウムが開催されるようで、早速申し込んでみた。今度はABCではないんだな。

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2007.02.05

活版工房_7

自分で刷ってきた封筒と、交換してもらった他の方の封筒を眺める。やはり活版印刷は面白いし、その風合いがたまらない。日頃の仕事はほぼ100%オフセットなので、物足りなくなりそうで怖い。実際仕事場に来て、いままで仕事で作った印刷物を見たのだけど、どうもグッとこない。やばい。

そうそう。印刷が終わったところで、自分の組んだ組版をいただいた。机の上に置いて覗き込むとニヤニヤする気分だ。皆さまに感謝です。

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活版工房_6

みんな印刷まで終わり、各自の封筒を見せ合ううちに名刺交換ならぬ封筒交換が始まる。戴いても使い道がないが、それぞれの違いが面白い。自分の組み方に不甲斐なさを感じつつも、結構刺激になった。
その後再び三木さんのお話。ここのところ活版印刷が若者を中心に見直されてきているが、一過性の流行でなく、今後仮に下火になっても存続していけないと困る、とのこと。ごもっともです。自分は中村活字さんで名刺を作っていただいてから、友人・知人には自慢しながら配っている。活版印刷に興味を持ってくれたらいいな、と思っている。印刷解体展、アダナ・プレス倶楽部などに象徴されるように、今後しばらくは、活版印刷がささやかながらも盛り上がると思う。その後も、細くても長く存続してゆける状況が残ってほしい。

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2007.02.04

活版工房_5

急いだ甲斐もあり、印刷までできることに。まず印刷機に組版をセットして、試し刷り。この時点でようやく、文字の配置(デザイン)に無頓着であったことに気付いた。直したいのだが、時すでに遅し。「何やってんだか」と思って、結構ショック。まあ、ノープランだったし仕方ないでしょう。
印刷はおかあさん(お名前不明)に手伝っていただく。印刷機は、思ったより手に衝撃があった。触ってみないと分からないものだ。位置の調整はすっかりお任せ。できた。なかなか感慨深い。

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活版工房_4

順番を待つうち、自分も体験できそうな感じに。「印刷までできないかもしれないけど」という条件が付いていたが、是非と思い挑戦。
まず文選。名前用には5号の活字。予想は付いたが、各字の在りかが全く分からない。三木さんに助けてもらって名前を拾い、文選箱に。名前以外は9ポ。住所は割と簡単な字ばかりだったので、すんなり拾えた。その後、左手にステッキを持って植字。インテル、クワタ、スペースなどを用いて字間、行間を考えて配置してゆくのだが、この時点で、頭の中は「(刷りまでいきたいので)早くしないと」ということのみ。この工程がデザイナーを名乗る自分の本域のはずなのだが、そんな自覚全くなし。職分を生かしたといえば、誤植しないことに集中力を発揮したというか……。この間、体験の先輩女性(お名前失念)に手伝っていただいた。

音引きを拾ったら縦書き用で、横書き用のがどこにあるのか分からず、それを横向きに使ってみた。…当たり前だが誤植。

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活版工房_3

今回の講座は、封筒にあて名などを印刷することになっていた。「飛び入り参加」をいまいちきちんと認識できていなかったので、事前にハンズで封筒とエプロンを調達(完全に印刷するつもり)。つなぎが欲しい気もしたけど、ド素人のくせに気合い入りすぎなのもねえ。しかし、新品のつなぎって、この上なくカッコ悪いと思う。

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活版工房_2

はじめに三木さんのご挨拶。若いひとに向けて、活版印刷の講座を開く思いなど、胸に響いた。
自分は今回「飛び入り参加」ということになるので、印刷の体験までできるか微妙とのこと。多少手持ち無沙汰な感じもしながら、参加者とお話ししたり作業を眺めたり。今回の講座とは別に、既に何度も通っているひともいるようで、作品も見せていただいた。なかなか凄い。で、名刺交換をすると、さすがに活版率高し!
『デザインのひきだし』編集部の方もいらしていた。次号に掲載される可能性があるようだが、自分のアホ面も載ってしまうのだろうか。それは困る……。以前書き込んだ、「Kai-Wai 散策」、「えんぴつおおかみ」の方もいらしていた。中村活字さんは、ここのところ活版印刷の受注が増えたそうだ。名古屋(だったかな?)からのお客さんもいたとか。ブログの影響も大きいようだ。興味を持たれた方は行ってみましょう。

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活版工房

中村活字さんへ通っているなかで、弘陽さんで行われる活版印刷の講座「活版工房」を教えていただいた。昨日、第一回の講座が開催され、自分は若干尻込みしつつも参加することに。

集合場所の地図をいただいていたのだが、向かっている途中で仕事場に忘れてきたのに気付く。駅からは10分弱の距離があったはず。やばい。
駅に着き(この時点で時間ぎりぎり)、EZナビウォークに頼ってみる。初めて使うので勝手がよくわからない。しばし苦戦しつつも付近にたどり着いた。が、扱いが分かっていないのもあって、目的地まで着けず。最後は番地の表示を見ながら歩き回って、何とか到着(遅刻)。すでに、少し離れたミズノ・プリンティング・ミュージアムにて講座(?)が始まっているとのことで、弘陽の三木さんに連れて行っていただく。
館長・水野さんのお話を拝聴し、収蔵品を眺める。すごく貴重なものが、むき出しで展示されている。凄い!! もっとちゃんと予習してから伺ったほうがいいな。お話は予定の時間をオーバーして、再び弘陽さんへ。

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2007.01.18

アダナ・プレス倶楽部_2

開設されてからしばらく経つけど、倶楽部。中村活字さんで亜凸のことを教えてもらってから、にわかに盛り上がってきた(脳内で)。

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ミームデザイン学校_3

いつの間にかホームページができていた。先日のシンポジウムは、熱気もありすばらしかった。準備室を公にして以降、周囲の反応はどうなのだろうか。

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2007.01.17

再訪

仕事用の名刺を新調するために、中村活字さんへ相談に行ってきた。先客(若者)がひとり。接客中だったので、遠慮しつつ店に入る。「また来ました」と自分。「(また)徹夜?」と中村さん。覚えていてくれたようだ。しかし今回は徹夜明けではない。確かに年中顔色よくないけども。
ロゴなど、活字や罫以外の要素を用いる場合の例を尋ねてみる。亜凸(亜鉛凸版)で刷られた例と、使用された版、さらに依頼原稿も見せていただく。「なるほどこれならばいろいろ思い通りになるけど、せっかくだから活字を組んでもらった方がいいかな」などと思いつつお話を聞く。値段を聞いてくるのを忘れた。まあいい、今度聞こう。

なんだか『ALWAYS』という映画に出るようで、ただいま撮影中とのこと。これかな? 撮影のために復刻した往復はがきなど、見せていただいた。楽しい。

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2006.12.20

工房雑話_7

嘉瑞工房の高岡さんよりハガキが届いた。うれしい。

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2006.12.10

ミームデザイン学校_2

シンポジウムに参加してきた。中垣さんの使命感と熱意を強く感じた。学校、どうなんでしょう。実際に始まったらぜひ通いたい。こういったイベントでお話を聞くだけでも、勉強になるけどね。
中垣さん、有山さんの師弟の掛け合いが珍妙。古平さんは、自身の制作物に対する批判めいた意見にしっかり受け身を取っており、感心した。有山さんが加勢したりして。鈴木さんは進行役のような感じだが、唐突に他のひとに話題を振るので、受ける方は大変だなーと思った。古平さんの声は吉田秀彦に似ていた。

明日からまた頑張ろう。

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2006.12.04

ISBN

来年からISBN規格が改定されるようで、にわかにそんな話が盛り上がっている(?)。で、祖父江さんなんかはさすがにこんなことしてるけど、参考まで。やがてはICチップを埋めることになって、表面的には装丁の自由度が増すようだ。造本としてはどうなのかな。

ISBN(国際標準図書番号)規格改定等について お知らせ

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よりみちトー!ク

ABCのイベント、「100%ORANGE/及川賢治+祖父江慎のよりみちトー!ク」に行ってきた。さすがに女性密度が高く(あとカップルも)、始まるまでいたたまれない感もあり。自分もただのファンだから仕方ないやね。
祖父江さんの作品集はどうなったかなー。一年前に同じ場所で刊行記念イベントに参加したのに(その場で予約した)。半年前に「遅れていてすみません」という電話をもらったけど、その後音沙汰がない。

「よりみちトー!ク」は、これまでの「よりみちパン!セ」各巻についてのエピソードを、編集の清水さんの進行で、よりみちしながら。写真は撮らなかったし、メモもしなかった。ただただ楽しく聞いてきた。

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2006.11.15

ミームデザイン学校

中垣信夫さんがデザイン学校の設立を熱望されているとのこと。12月10日に、ABCでシンポジウムが開催されるようだ。

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2006.10.24

フォントのチカラ_2

東京TDC(タイプディレクターズクラブ)主催の、「小林章の欧文タイプ・セミナー『フォントのチカラ』」に行ってきた。今までTDCというところの存在を意識したことは殆どないのだが、普段あれこれ文字ばかりなので、セミナーの機会を知ることが出来た。

会場は女子美の杉並キャンパス。はじめて訪れたが、テニス部らしき集団がいたりして、女子大だと感じる。卒業してもう10年になるなぁ。250名の定員が埋まったようで、なかなか壮観。女子美の学生が多いのかな。デジカメは忘れた。
まず始めに『欧文書体』の紹介。TDCの女性(名前は失念)が「最近、デザイナーの元を訪ねると、どこの事務所でも重用されているのを見かける」とのこと。うちの事務所にもある(ボスのものと私のものと)けど、みな見向きもしない。勉強しないのね。会場にいる人は同意するでしょうが、素晴らしい本だと思う。

程なくして、小林さん、葛西さん、高岡さんの登場。

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2006.10.15

アダナ・プレス倶楽部

朗文堂でアダナ・プレス倶楽部というのが始まったそうな。さらに既に試作機を製作していて、内覧会を開催するそうな。どこかで「日月堂さんでそのようなことを考えているらしい」とか聞いた気がする(不確か)のだけど、これのことか? しかし薄給野郎には手の届かない話であろう。はー…。

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工房雑話_6

セミナー終了後、会場においてあった作品を見せてもらった。ディプロマなど。そもそもディプロマというものに対しての認識が欠けているのだが、美しかった。特にディプロマとともにファイルに収められていた、カレンダーの組版は秀逸だった。精緻で鮮やかで圧倒された。高岡さんは「自分はデザイナーではない」ということを話されていたが、このカレンダーや他のカード類など、巧みにデザインされているよなあ。自分の中で、タイポグラフィの定義が揺らぐ。高岡さんにムサ美の学生のように問われたら、彼とさほど変わらない答えしかできないのではなかろうか。
自分の日々やっていること、やっていきたいことは明確な気がするが、定義を問い詰められたらあたふたするに違いない。

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工房雑話_5

セミナー会場は以前も美篶堂のセミナーで訪れた、斯文会館。昭和10年に出来たそうだ。

セミナーの内容は大雑把に書くと「TPOに応じて組みましょう」ということだった(端折り過ぎ)。違和感を感じるところもあったな……。「知識だけではないタイポグラフィー」を強調するばかりに、知識を求めること自体を肯定しないような。もちろんそんなつもりは毛頭ないのであろうが。まずは知らないとTPO以前の問題だし。
タイポグラフィという言葉の定義について、ムサ美の学生をやり込めたという話は、不快であった(聴衆に対して分かりやすいはなしとして挙げたのだろうし、当の学生にとってもよかったのかもしれないが)。

件の詞の組版についての説明もあった。韻を踏んでいる、他の工夫があり、とても組むのが大変なのだそうだ。

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工房雑話_4

セミナーの話の前に補足。展示について感じたことの表現が今一つな気がしたもので。
紙に活版で印刷をした、そのもの自体は美麗であった。分からなかったのは、そこに組まれている内容と、そういう組み方をした意図と、書体の選択などについてだ。確かに美しいのだけど、別の内容、別の組み方、別の書体、同じ紙で刷られていたとしても、私の感じ方はさほど変わらなかったでしょう、ということです。……これで伝わるかな?
その辺を理解できていないのだと、強く感じたわけです。

後で触れると思うけども、ポストカードには惚れ惚れとした。小さな面積にある、文字の並び、色彩、印刷による紙のくぼみなど。前に載せた写真の手前の方にあるものは、華麗でしょ? 意味とか関係なく(誤解していたとしても)美しく感じるのだが、詞の展示に感じたものとの違いは何でしょう。

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2006.10.09

工房雑話_3

セミナー会場へ向かう前に、すぐ近くにある美篶堂の「嘉瑞工房作品展」へ。

活版印刷の嘉瑞工房・高岡昌生さんの作品展を開催致します。 先代の高岡重蔵氏に続き、The Royal Society of Arts (英国王立芸術協会) Fellowに選ばれた記念に組版印刷されたThomas Campbell「HALLOWED GROUND」を中心に活版印刷作品を展示致します。(作品展の説明より)

この展示のメインである、詞の組版を見る。特殊な改行がしてあったり、特殊なワードスペースの部分があったりすることに気付く。しかし正直なところ凄さが分からない。言葉も読めないし。
他の展示には、カリグラフィーを書き加えたものがあった。これは美しい!! ヘルマンツァップ氏が書き加えたものもあった。Zapfinoに似ていたかな。その他、嘉瑞工房のポストカードや書体見本帳を見ることができた。

欧文組版に対しての「見る眼」を持ち合わせていないことを痛感しつつ会場へ。

Zatsuwa_2

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2006.10.08

工房雑話_2

行ってきた。いろいろ、いただいたり購入したり。

Zatsuwa_1

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2006.10.07

カナ ハムタロー 漢字 八厶夕口一

AppleのサイトのPro事例に祖父江さんが。モリサワパスポートだけ挙げられているが「LETSもその他もたくさん使ってるよねー」という違和感あり。宣伝だから仕方ないか。

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2006.10.04

フォントのチカラ

ライノタイプの小林さんのセミナー「フォントのチカラ」に申し込んでみた。平日の夕方からだが、行けるだろうか。

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2006.09.24

あいう絵と本_4

日下さんの制作した、書体見本を購入してきた(ページが少ないので「見本帳」と呼べるのかどうか)。
游書体と日本の活字書体名作精選について、各々一書体でひとつの見本(帳)になっていて、解説がついている。解説を執筆しているのは、小宮山さん、鳥海さん、岡澤さん、向井さんなどで、書体制作に関わった当人以外が割り当てられていて面白い。正直なところ購入するか迷ったのだけど(高いと思った)、この解説が面白くて満足した。見本帳としては、游書体は既に総数見本帳があるしな。

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あいう絵と本_3

のどが渇き、尻がかなり痛くなったところで終了。終了後に小宮山さんが「見本帳の現物があるので見ていったら?」とのことで、しばし眺める。先ほどスクリーンを見ながら解説を聞いていた(そのとき初めて知った)ものもあり、価値の認識も不十分で畏れ多い。質問すら思い浮かばないというか……。

Aiu_03

この書体は、個人的には写研の「かな民友ゴシック」や、字游工房の「游築初号ゴシック」として、馴染み深い。藤田活版の見本帳かな? 現物は初めて見た。鳥海さんが貸していたようで、「ボロボロになっちゃうから、どこかに所蔵してもらった方がいいかねー」と話されていた。左が小宮山さん。この直後、鳥海さん登場。

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あいう絵と本_2

脊髄反射のごとく予約したのだが、展覧会自体もトークショーの内容も、事前にはよく分かっていなかった。で、勘違い。小宮山さんひとりのトークショーだった。テーマは「見本帳の愉しみ」。

スクリーンに画像を映しながら、小宮山さんが解説するというかたち。事前に映写する資料のデータを配布してくれた。これはありがたい。メモを取りながら聞いていても、初めて聞く固有名詞を書き留めるのはなかなか困難なので。その気になれば自分で調べるきっかけは、ふんだんに記載されている。自分はなかなか……。時代考証とか苦手だなぁ。
連綿仮名活字の画像からはじまった話は、ヨーロッパへ行き、中国へ行き、アメリカをかすって日本へ辿り着くという内容だった。どういう意味かというと、日本で現在使用されている書体は、日本オリジナルではなく、世界で使われてきたものを磨き上げたものだと。小宮山さんはそう言いたい、とのことであった。なるほど。

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あいう絵と本_補

そもそもこの展覧会を知ったのは、事務所のボスに届いたDMを「好きそうだから」というので見せてもらったのがきっかけで、トークショーもすぐに予約した。そういえばこの時に、すぐ知り合いのもちさんにメールしてみたのだが、「残念だけど、その日の朝から旅行に行くんだ」とのことであった。タイへ!!
クーデター直後だけども、どうやら旅立ったようです。出発前夜(昨晩)は、「タモリ倶楽部で製本やってるよ」と教えてくれたのだけど、帰宅途中で観られず。残念。製本と活版印刷体験は、何とか実現させたいものだ。

(追記)
……と思ったら、生活日報経由で、YouTubeにアップされているのを発見!!
観た。ついでにダウンロードした。毎度ながら楽しそうでいいなあ。

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あいう絵と本

昨日、日下潤一さんの「あいう絵と本」展に行ってきた。
展示は、この展覧会のために制作された書体見本帳、制作中の丸ゴシック体、日下さんの装丁した書籍、そこに用いた装画など。装丁も組版も、本を手にしてみて(読んでみて)こそだと思うので、展示はまあ「ふーん」という感じ。ギャラリーは広くないので、どうも立ち振る舞いがよくわからない。難しいね。昨日行ったのは、この展覧会に合わせたトークショーに参加するためで、開始時間の少し前に行ったので、程なくその準備が始まった。

Aiu_01

会場を外から撮影。これは終了後。


Aiu_02

会場内。これも終了後。

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2006.09.22

工房雑話

申し込んでいたセミナー「工房雑話—嘉瑞工房高岡昌生」(抽選)に、参加できることになった。抽選結果の通知は明後日のはずだったので、虚を突かれた。明日は、日下潤一さんと小宮山博史さんのトークショーがある。このところの低調具合も、タイポグラフィで打開できるのだろうか。印刷解体も近いしね。

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2006.08.24

名刺_5

中村活字さんへ赴くきっかけは、いくつかのブログだった。
「名刺_4」までを読んだ方は、既に検索済みかな? Kai-Wai 散策東京冩眞日録など。それこそ関心を持てば、芋づる式に「活版で名刺」ばなしが見つかる。自分も、喜んで後ろを走っている次第(いちおうプロのくせに)。
「トラックバックというのは、こういうときにするものではないか?!」とひとりで息巻きながら、タイミングを逃した気がする。まあいいや。ちなみに、最初にKai-Wai 散策の「中村活字で名刺を」を教えてくれたのは、M尾さん(散策好き)。

Kai-Wai 散策では、活版名刺のことに関連して、先日の活字直彫りも丁寧に報告されている。写真もきれい。自分の、子どもの作文みたいな駄文とは大違いだよ。

さらに。
中村活字さんのホームページを製作された方の、えんぴつおおかみ。価格表を修正したとのこと。詳細はこちらのコメントの下の方に。自分の場合は2色刷りにしたりで値がかさんだのだけど、なるほど納得。実はちょっと気になっていたりした…。

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2006.08.15

印刷解体 vol. 3

LAST!だそうだ。だけどだめだー。金欠だー。

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2006.08.10

名刺_4

翌朝は早く起きられず、さらに翌朝、徹夜明けに再訪。
完成した名刺を眺める。ほれぼれ。一種類エンボスの強めの用紙があったので、「ちょっと擦れてるよ」と言ってよく見せてくれた。自分が見るには全然問題なし。ちょっと意外だったのだけど、凹凸のある紙はオフセットの方が向いているそうだ。活版は圧力をかければどうにでもなるように思い込んでいたけど、なるほどオフセットのブランケットはゴムだものな。

ここに至るまでの間で「文字好き」の臭いに気付いてくださったようで、少々雑談。本当はもうちょっと話したかったのだけど、何だか間が持たずおいとますることに。友人に自慢することだけは宣言してきた。

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2006.08.09

嫌われブックデザイナーの一生

『ダ・ヴィンチ』最新号の特集「天才・祖父江慎」が面白い。関係者のクレームを集めているのだけど、そこの写真なんてサービス満点。8歳の娘さんとその友達に大人気らしい。さすがだ。
しかし『祖父江慎+cozfish』はまだかねー。

この記事のタイトルは自分で考えたわけではなく、この特集のサブタイトルです。念のため

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名刺_3

最初の相談に訪れたのが金曜日の夕方閉店間際で、翌週月曜日の昼前には「校正ができている」旨の連絡が。早い。その日は帰宅せずに事務所で用紙をカット。100枚と、ヤレ用にプラスアルファ。泣きそうになった。カットした紙を持って、朝9時過ぎにお店へ。
三ヶ所、赤字を入れた(字間とピリオドの大きさとハイフンの位置と)。「よく気付いたね」と言われたけども、こちとら若輩者ながら日々文字を眺めておりますので。そういえば、依頼時から、突っ込めず遠慮して引っ込めたところがある。この校正の時も、どこまで指摘していいのやら分からず、遠慮気味。自分がMacの画面上であれこれするのとは話が違う(と思う)ので、基本的にはお任せするというか。このあたりは、もうちょっと頼み慣れないと難しいかな。失礼なこと言ってもいけないし。
責了。「今日中にはできちゃうよ」とのこと。

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2006.08.08

名刺_2

店舗にたどり着き、製作の依頼。少々込み入った指定をしていたので、話をしながら細部を決める。見せてもらった見本の中に、菊地信義さんのものがあった。後日校正を見に行くことに。

店を出て、その足で伊東屋へ。先日の用事というのはこの名刺発注のことで、その後の足取りは用紙を物色するためであった。通常は中村活字さんにある山櫻などの用紙から選ぶのだけど、自分で持ち込むことにしてもらったのだ。
用紙のコーナーに名刺サイズにカットされたものがあった。100枚で500円くらい。ちょっとそれでは物足りなかったので、ポストカード大のもの(1枚11円)を自分でカットすることに。名刺の依頼は、100枚。紙は4種類混在の100枚にした。自己満足だが楽しい。

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名刺

東銀座にある中村活字さんで、名刺を作ってもらうことに。活版で!!

まずは、手慣れたMac作業で指定のための見本を作る。書体見本はPDFで入手したものの、活版の指定などしたことないので、勘所が分からない。この作業を念入りにやるつもりだったのだけど、仕事の方が大変なことになっていて一時間ほどででっち上げることに……。お店が閉まってしまうので、タイムリミットぎりぎりにプリントアウト(久しぶりに電源を入れたMD-5000が動いてよかった)。
電車に乗ってから路線検索。東銀座まで、ルートはいろいろあるんだな。

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2006.07.29

巡礼

昨日、銀座に用事があったので、ついでにアップルストアを冷やかしてから伊東屋へ。
鉛筆のエクステンション(補助軸)を買ってきた。ラバーのものがわりと使いやすいので、それを買うつもりだったのだけど、新しく出ていた木軸のものを。他にファーバーカステル9000を買いだめ(といっても1ダース)。さすがに箱で買うといい値段するな。この組み合わせでここまでいくと幸せなのだ。
紙のショップが本館に吸収されていて、元の別館は違うコーナーになっていた。入ったら違うので戸惑った。
伊東屋はごくたまにしか行かないので、メルシー券は使い損ねる。財布の肥やしになる。あと、ハンズの文具チケットも。カードとかにしてもらいたい。

帰りに新宿ヨドバシでW-ZERO3[es]を触って、何となくすぐ近くの世界堂へ。伊東屋と比べるまでもなく汚かった。まあ、こっちのが自分には合ってるな。

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2006.07.17

修復_2

通常の修復作業は、つくろい(一カ所ずつ穴埋めする)、裏打ち(原本の裏にもう一枚紙を貼り付ける)、漉きはめ(破損箇所に紙の繊維を流し込む)などによって行われるそうだ。基本的に全て、熟練した職人の手作業による。

今回デモンストレーションするのは、漉きはめを基本にシステム化したものだそうだ。大前提として、原本の分析と新たな原料の調合を念入りにする。実演はこの後から。

で、わずかな時間の作業でこんな風になる。

Restore03 Restore04

デモンストレーションが終わっても留まって観察していたので、いろいろ親切にしてくれた。修復前後の現物を、まじまじと見せてくれたり、無骨なおじさんが無言でパンフレットくれたりね。ますます技術者にリスペクト!!

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修復

広いブックフェア会場を歩く中、新たなデモンストレーションに食指が動いた。日本写真印刷の古文書の修復システム。時間をチェックして、開始時間に戻った。
昼を過ぎて混んできたので思うように進めず、ちょっとポジション確保失敗。いちばん前の180以上ある兄ちゃん、ちょっと遠慮してよ。


紙で作った印刷物は、確実に経年で劣化する。

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こんな風になってしまったものを修復するという。

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匠_6

校正刷りが終わり(印刷機をまじまじと眺めたあと)直彫りコーナーに戻ると、嘉瑞工房の高岡さんが、自身のところの印刷物を持参されて中川原さんに話しかけていた。横でちょっと聞いていたら、「はじめまして」からはじまってそれほど深くないような、自己紹介のような感じだった。凸版に近いこともあって大日本とは馴染みがないのかな(勝手な推測)。


その後秀英体コーナーを鑑賞。あまり人気がなかった。例によって記念撮影。ケースに入っていてなかなかうまくゆかない。

Takumi20 Takumi21

左の原図から右のパターンを作る。このパターンをなぞって、ベントン彫刻機が母型を彫るんだな(「本明朝を語る」のときに何回も聞いたぞ)。


そして『+DESIGNING』にも載っていた活版のしおり。欲しいな……。

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そうそう。DNPブースで、内澤旬子さんが中川原さんの直彫りを解説したポストカードを、頂いてきた。中川原さんの落款入り。落款も鉛に彫るのか? さすがにそんなこと無いか。

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2006.07.09

匠_5

中川原さんが彫った活字を組み込んで、今度は鳥海松雄さんの校正刷り実演。中川原さんの道具を撮影していたので、ポジション確保に失敗。細部がよく見えない。残念。組版は下に固定してあって、上からインキを付け紙が送られてゆく仕組みでしょうか。

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実演が終わってからようやくポジション確保。例によってかっこいいスイッチも激写。

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このとき刷られたゲラをいただいた。左の方の「銀」が中川原さんの彫った文字。お見事!

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動画(.mp4)

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匠_4

匠の道具を観察。

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下の写真は彫刻刀とコンパス(?)。彫刻刀は自分で改造して、押しても引いても彫れるようになっているという。四方が刃になっているそうな。


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ペンケースはお孫さんにでももらったのかな?


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これは道具じゃないけど、傍らに置いてあった。もちろんルーペで観察。惚れ惚れ。

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匠_3

会場に着いて、DNPブースへ直行。無事ポスター確保。すぐに匠(中川原勝雄さん)の実演が始まる。

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こんな感じ。匠自信がルーペで見ているくらいなので、とても手元の動きは見えない。が、こちらの手前にある白いカメラで撮影したものがモニターに映し出されていたので、細部はそちらで確認。

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この道具は毛書くためのもののようで、溝引きのような使い方もしていた。直彫りについては、DNPのサイトで解説されている。中川原さんは、世に出た印刷物の中で、自分の彫った文字が分かるそうだ。すごい。

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2006.07.08

匠_2

東京国際ブックフェア&デジタルパブリッシングフェアへ行くため、平日より早く自宅を出る。そしてホームのベンチに座り予習。

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よーく見てゆくと……、!!!

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この機会を逃すまじ!! と思い、早く出てきた次第。このために興奮しすぎて一睡もできず(嘘)。

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2006.06.29

「版下バカ」の仕事展_2

総じて、指定そのものに、デザイナーとしての知識と経験が凝縮されてると思うことしきり。自分もそういったものを身に付けてゆきたい。

和田さんの指定には驚いた。ケント紙か何かに書籍カバーの台紙を起こして、そこに直接絵を描いていた! 着彩までして。もちろん原寸で、表1・表4、それぞれ仕上がりの位置に描いてある。で、そこに写植が貼り込んである。指定紙でありながら、イラストの原稿でもある。うーむ、不思議だ。
さらにバーコードが省略されていた。ちなみにいま自分が制作中の写真集は、版元の指定で、バーコードはなし。「デザイン優先だから」とのこと。要望すれば可能なのか? 大体は版元の製作部を通過しないと思われます。さらに取り次ぎも「ダメ」と。

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「版下バカ」の仕事展

6月30日まで開催されている、「『版下バカ』の仕事展」に行ってきた。いつもながら駆け込み。
事前にwebで検索してもあまりヒットしなかったので予想はついたのだが、残念ながら展示の点数は少なかった。喫茶店の空間を利用した小規模な展示、という感じ。

Baka


読んでみると永いこと愛されているようです。なるほど。
まず入ったところでどう振る舞うか迷い、とりあえずアイスコーヒーを頼み席に着いた。次にはどう席を離れるか逡巡した。人間としてスキルが足りん。

その後吹っ切れて、観察モード始動。

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+DESIGNING

毎コミから、『+DESIGNING』というムックが出ていた(雑誌化を目論んでいるようだ)。特集は「文字。」。事務所のSくんにちょっと見せてもらったが、1号目にしてはかなりしっかり作っている。祖父江さんと平野さんの、まろやかな対談が読みたい。

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7月6日から開催される「第13回東京国際ブックフェア2006」のDNPブースで、活字直彫りと校正刷りの実演を行うそうだ。昨年の「印刷解体 Vol. 2」のときは、結局文選と植字以外の実演は見逃してしまった。今回こそ行かねば!!

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2006.06.26

再販

Fontographerの日本語版が再販されるようだ。これからインテルマシンが増えてゆくというのに、OS 9対応の旧版。今の時点で54,600円(税込)というのは、随分高いような。買えないよりはましなのか?

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2006.06.18

本では読めない『デザイン解体新書』_5

最後

エディトリアルデザインは、周辺のことを覚えるのに5年から10年はかかる。ポスターなどのデザインとは違う。

YSEMに合う漢字は○○だ。内緒だとのこと。むふふ

かつて写研から発行されていたカルトな冊子、『組みNOW』『写植NOW』の改訂版(のようなもの?)を、作ろうかという話がある。
(以下私の弁)『組みNOW』は知人にもらったのを所有している。『写植NOW』は事務所にあったのを見せてもらったことがある。

Now

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本では読めない『デザイン解体新書』_4

続き

デザインするときは30%の大きさで、鉛筆で細かく書く。その際に、書体の差異もかき分け、YSEMのレタリングになってたりする。次第に案を絞り、やがてそれを拡大し計算尺で数値化して指定紙に落とし込む。会場では、いくつかの指定紙(原本)を回覧してくれた。その細かさに圧倒された。

Macを導入したのはかなり遅く、導入当初に展覧会のパンフレットを、OSAKA、MS明朝、Monacoなどの書体のみで作ったことがある。後日、府川氏より「フォントが売れなくなるのでそんなことしないでくれ」という電話があった。

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本では読めない『デザイン解体新書』_3

時間が経ってしまって、記憶がだんだんおぼろげになってしまっている。メモしてきたことを羅列してみる。

電算写植全盛の頃、写研のアドバイザーをしていた。その頃の繋がりから、写研のヒラガさんという方とDTP WORLDの田村さん(副編集長)という方の発案で連載が始まることに。エディトリアルデザインについての連載は、過去に先輩方が試みているが頓挫していることもあり、当初は乗り気ではなかった。
今回の対談相手の小林さんは、連載を担当することになるが、開始当時入社2年目だかで何も分かっておらず、担当として会うこと自体が個人講義のようでもあり、次第に理解を深めてゆくことに。そのことが連載が続くことにプラスになったようだ。

(この本は)現場の人物による口伝解体新書だ。

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2006.06.10

本では読めない『デザイン解体新書』_2

昨晩ヒッキーと話していて思い出したけど、行ってきたんだ。南極観測船に入れ込みすぎて、載せそびれてた。

Kudosan

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2006.06.03

その後

結局諦めて、22時20分のファイルから手動でリカバリーした。

Quarkを使ってた頃は、年に1回くらい壊れた気がするけど、InDesignでは初めてだ。

…つかれた

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とりあえず

中島みゆきを聴くことにした。

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だめだ

この前のファイルは22:20に保存したもの。
それ以降は上書き保存をこまめにしていて、
5:30に保存したが、そのファイルが開けん。
ははは。は

Cant

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壊れた

急にアプリケーションが落ちて、その後そのドキュメントが開かなくなった。夜なべしたのに……。

Broken

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2006.05.20

Typeface Catalog A–Z

注文していたLinotypeのTypeface Catalog A–Zが届いた。584ページ、上製、クロス装で、どっしりしている。装丁(クロスが安っぽく汚れやすい)はともかく、中は非常に美しい。欲しくなった?

Az1 Az2

Az3 Az4

Az5 Az6

Az7


auの封筒が写り込んでたりしますが……。撮り直すの面倒なの。

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スワン

スタビロのMicro 8000が廃盤になっていたと知り、記念撮影。

Pencil


赤いのがMicro 8000。これくらいになるまでは使う。手前の緑(写真では黒っぽい)のは、ファーバーカステルの9000。これも気に入っている。書き味はもちろん、絶妙なのは削りやすさ。非常に気持ちがよくて、ささやかな喜びでもあったりする。小豆色のは三菱のユニ。これはもう少し使う。
鉛筆デッサンをしていた頃は、三菱ハイユニとステッドラーのルモグラフをよく使っていた。

ちなみにMicro 8000は尻の方までは芯が入っていなくて、ここまで削ると木軸だけになってしまう。チャーミングですよ。

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2006.05.02

待ち遠しい

自宅の留守電に、ABCから伝言が入っていた。昨年末に刊行記念トークショーに行った際に予約した『祖父江慎+cozfish』、なんと7月上旬発売とのこと。会場で束になったゲラを見せていたけど、なんでこんなに時間がかかっているんだ? 一から作り直したりしているのだろうか。刊行を記念したのに半年もできてこないとは。特種な造本だったりするのかしらん。

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2006.04.28

本明朝を語る_6

他にあった展示。
見本帳の類いは、前で雑談している人が邪魔でよく見られず。退くのを待っていたが、しびれを切らして席へ戻った。三省堂の「できるまで」は面白い。

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Hommin14 Hommin15

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本明朝を語る_5

第二部は現行の本明朝Bookを制作している、RYOBIイマジクスのスタッフの面々と、杉本氏、片塩氏が並んでの話となった。本明朝Bookのコンセプト、設計の見直しなど、若いスタッフが話す。杉本氏は殆ど口を挟まない。監修はしているものの乗り気ではないのだろうか? そんなことないか?
オープンタイプ版は遅々として発売されないが、その点についての説明は無し。
片塩氏は、アンカーポイントの多さ=設計の丁寧さとして賛辞していたが、杉本氏はポイントは少ない方が滑らかな曲線を引けるので、可能な限り減らすと言っていた。両方正しいようにも思えるし、正反対のことを言っているようにも思えるし、微妙。

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本明朝を語る_4

杉本氏は、雲形定規と烏口を使って書体の設計をするという。面相筆による「溝引き派」もいるようだが、あくまで製図用具を用いたほうが作業しやすいそうだ。ちなみに墨入れはインキではなく実際の墨を用い、ニカワが強く感じるときは酢を混ぜると滑らかになるとのこと。展示されていた道具を見るに、ホワイトはガッシュのようだ。
雲形定規の使い方を、片塩氏が執拗に尋ねていたのが気になった。何度も答えていたように思うんだけど……。

Hommin11

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2006.04.27

本明朝を語る_3

ぼちぼち始まりそうな感じになり席に戻ると、お茶が置いてあった(頼んだのだから)。この時に「は!」と気付く。はあ…。

講演会が始まる。第一部は片塩氏と杉本氏の対話形式。杉本氏は晃文社明朝体(その後リョービ細明朝体)の制作に関わり、後に本明朝へと全面改刻する際には、主体となって尽力されたとのこと。活版から写植、デジタルタイプへの流れを、全て体験してきたという。以前の女子美のシンポジウムの時には、小塚氏も同じように紹介されていた。やはり特別そのように紹介すべき、貴重な経験の持ち主だということだろう。
活版の時代には、鉛筆と消しゴムで原字を書き、トレペに墨入れをし、それをポジフィルムのように使い、銅板のパターン(?)に転写していたそうだ。トレペの段階では光を遮ってしまうので、ホワイトは使えないとのこと。少しくらいの修正であれば、紙の表面を削るそうだ。銅板のパターンからは、ベントン彫刻機を用いて母型を掘る。この段階で、原寸大に縮小される。なお、当時の精巧なアメリカの彫刻機に対して、それを模した国産機が作られていたらしい。片塩氏がベントン彫刻機について細かく尋ねていたことが印象に残った。

Hommin09 Hommin10

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2006.04.26

本明朝を語る_2

会場は昨年も行った、王子にあるRYOBI本社。まず受け付けで、朗文堂らしい美しいチラシ類とレジュメ、RYOBIの書体見本などをいただく。いつもここで「そうだお金払うんだった」と思ってゴソゴソやる。なかなか学習しない。
会場の後ろに、本明朝のもととなった晃文堂明朝の見本帳をはじめ、様々な資料が展示されていた。席を確保後、一瞬の逡巡をへてデジカメを手に展示を眺める。端からどんどん撮るものの「後でこれを見て、それぞれがどういうものなのか、ちゃんと理解できるのか?」との思いがよぎる。が、かまわず撮る。
もちさんに「お茶でも……」と話しかけられ、「お茶(をお願い)」と答える。買ってきてくれると言っていたのか? 「買いに行こうか」とのことだったのでは? 撮影に没頭していたため、その時点では気付かず……。


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本明朝を語る

22日の土曜日、RYOBI本社で開催された講演「杉本幸治 本明朝を語る」に行ってきた。

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詳細はまたあとで。

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2006.04.01

本では読めない『デザイン解体新書』

『デザイン解体新書』の刊行記念トークショーが開催されるとのことで、予約した。昨年の湯島聖堂のセミナーもためになったので、楽しみ。『デザイン解体新書』は、そのセミナーを主催した美篶堂が製本したようだ。

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2006.03.26

劇場とタイポグラフィ_6

第一部が終わり、休憩。ビールを飲んだので、すぐに尿意が。会場の入っている建物は、結構古いようだ。トイレが明らかに古い。済んだらまた素直に席に戻る。会場整理の人(?)が壇上でライダーベルトを見せて何か喋っている。何なんだ?
第二部には和田誠氏が登場。映画タイトルにおけるタイポグラフィを、実例を見ながら解説。タイトルだけを次々と見ると、なんだか「寸止め」感があってじれったい。改めて思ったけど、映画タイトルというケースだと、音楽の影響も非常に大きい。絵と音で、瞬時に引き込まれるものがある。そこで次へ行ってしまうわけだけど。自分は映画を観る頻度が少ないと思うので、ここでうんちくたれません。とにかく「いろいろあるな」と思って感心した。
映像はMacintoshを使って表示していたようだけど(ソフトはAcrobatか?)、途中でうまくゆかなくなり、途切れて間ができた。和田氏は存外に饒舌で、噺家のようであった。そしてMacのことを「(最新テクノロジーの?)アップルですよ」と二回くらい言っていたのが印象に残った。デザイン業務には使用していないのかな?

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劇場とタイポグラフィ_5

席に着き、会場でもらった千都フォントのチラシを見ながら雑談。程なくして本編の開始。
デザイン史家の川畑氏が登場。「オタクな企画によくぞたくさんのオタクが集まった」旨のコメント。会場には知っている顔もちらほら。竹棒(?)を持った平野氏を招き入れる。棒はレーザーポインタなどの代わりだそうだ。一気に場が和む。第一部は、スクリーンに映される平野氏の作品、先人たちの作品を見ながら、平野氏がコメントする形で進行。個人的に意外だったのは、平野氏が自分の作品に結構な主張を持っていたこと。「できたものを見てくれ」と考えていると(勝手に)思っていたけど、「あれはこうで、これはこう」という、こだわりがいろいろあるようだ。
かつての劇場では、場内のあらゆる部分のタイポグラフィが徹底されていたという例に対して、「iwatoはテプラで打たれているが?」と川畑氏が問う。トイレか何かの表示を、スタッフの方がコウガグロテスク(平野氏のオリジナルフォント)を用いて作成したことがあるそうだ。が、「見るに堪えない」ので、テプラに甘んじているとのこと。しかし「いずれは…」とほのめかしていた。
平野氏が、喋るときに自分の頭をなで回すのが印象的だった。

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劇場とタイポグラフィ_4

本編が始まる前に小休憩。案内にあった「場内カウンターバーにて酒類販売」を求めて、会場外へ。カウンターバーとは名ばかりだったが、とりあえず入り口付近で販売をしていた。グルジアワインなんぞはよく分からないので、ビール。ただの氷水で冷やした缶ビールだ。まあ別にいいけど。本当は「和物」がよかったけど、下の方にあって取れそうにないので、バドワイザーを避けてカールスバーグを。特にすることもないので、そのまま戻る。
かなりの混雑だ。入るときに座席の間隔が狭いのが気になったけど、ぎっちり入っている。超満員と言ってよいでしょう。

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2006.03.24

劇場とタイポグラフィ_3

観察を終えoqzkらと話すうちに、バンドの演奏が始まる。
笠置シヅ子の「ジャングルブギ」だったか、レトロな曲が演奏されるも、ヴォーカルのおじさんの目が鋭く気押される。どうやって聴いていればいいのか、よく分からない。やや辛い。最前列じゃなくてよかった。
そうそう。スクリーンに映像が流れていたのでそちらを見ていたが、おじさんと目が合わないようにという思惑もあった。
演奏はコンパクトにまとまっていて、ダレないうちに終了。
ちなみにおじさんたちは、この劇場の次回公演「ハット2」のハットバンドの面々らしい。

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劇場とタイポグラフィ_2

入口で支払いをし、会場の中へ。すぐに平野氏に遭遇。軽く会釈をしたところ、返してくれた。もちさんを先頭に席を伺う。真ん中よりやや前の位置に決め、掲示してあるポスターの観察へ。
どれも古く貴重なものなので、まじまじと。書き文字のムードと、何よりデザインも相まったパワーを感じる。普段自分がしている仕事との、労力の違いに屈服。いまも、大変なことはいろいろあるけどさぁ。種類が違うのだよね。とは言え、卑屈な気持ちになった訳ではなく。ちょっとした感銘を受けたわけですよ。

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劇場とタイポグラフィ

行ってきた。会場はずっと気になっていた、シアターiwato。
「企画構成」のところには、かつて追いかけていた、『SUPER DESIGNING』「IP NET」「日本語の文字と組版を考える会」の流れを感じさせる名前が! 柴田氏は、また文字のことをいろいろ手掛けてくれるのだろうか。
ともかく小雨降る中、会場へ。

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2005.12.11

アイデア

エミグレ特集のようで、とりあえず購入。

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うっとり師走

だいぶ早く着き、店内をふらつく。作品集は見つからないなぁ。いろいろ目移りするも我慢。
おされな分野もチラ見するも、自分の守備範囲じゃないと改めて感じる。

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2005.12.06

命令

order

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2005.12.02

復活

マクロメディアの手を離れたFontographerが、FontLabよりOS X対応となって復活する模様。日本語版は出るのかな?
現行版もClassic環境で使えるのだけど、Intel Mac(Classicは切り捨て?)に備えて福音かと思いますよ。InDesign+Opentypeの使用が増えて、作字の機会は激減したけども。

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2005.11.20

うっとりパワー_3

当時の面白話と、数々の種明かしで、全く飽きない。脚は棒のように…。徹夜がちだったので体力的にきつくなるも、我慢。すごくすごく楽しい。この楽しさが表現できないよー。

来月のABCのは、作品集の発売記念イベントなのだけど、まだ本ができていないそうだ。当日に間に合うのかも怪しいらしい。8,190円。もちろん買いますよ。本もイベントも楽しみだ。

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うっとりパワー_2

両氏の出会いは多摩美の漫研だったとのこと。知らなかった。しりあがり氏(苗字か?)が3年の部長で、祖父江氏が1年で入部したらしい。当時祖父江氏が描いた漫画(その漫研の同人誌)をビューアーで見せてくれた。なんだよーすごいじゃん。多摩美に入っている段階で絵は当然描けるはずだけど、凄かったなー。
その後、それぞれ会社勤めをしながら、お互いの家に行って創作活動をしていたとのこと。その辺の仕事(しりあがり氏の漫画を、祖父江氏がデザイン)がきっかけで、漫画のブックデザインに繋がっているらしい。

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うっとりパワー

gggでのトークイベントには、初めて参加した。いつもの展示スペースではなく(当たり前か)、階上の会場へ、誘導されたエレベーターで。立ち見のひとはそれ以外のひとが入りきるまで待たされた。まあ、仕方ない。
その間に地階の展示を舐めるように見る。すごい。また行ってじっくりみないと。「級」で組版したいなー。
階上の会場(しつこい)へ入ると、凄い密度だった。大盛況。若い女のひとが多かったかな。遅い入場だったので、程なく両氏が登場。わくわく。

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2005.11.17

IKKIって何だ?

これも申し込んどいた。『オヤジ国憲法でいこう!』は読めず。ここのところドタバタしていて、黄色信号が出ている(=降りるべき駅を通り過ぎる)ので、明日の立ち見はしんどそうだな。何らかのアクシデントがないかぎり行きますよ。

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2005.11.01

うっとり

祖父江慎+cozfish展」のギャラリートークに申し込んでみた。若干出遅れたので、立ち見とのこと。『オヤジ国憲法でいこう!』は読んでおかないとな。

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2005.10.26

故きを温ねて新しきを知るための資料と図版

府川充男氏の新刊の告知のメールが来た。「To:」のところに数十人分のメールアドレスが……。誰かが苦情のメールを送ってくれると思うけど。メールの最後に「府川氏の紹介で発信させていただきました」とある。どこで知られたかな? 文字関係のセミナーとかか? 告知はうれしいけど、な〜んか微妙。

印刷史研究の第一人者、府川氏の旧稿、未発表論文他、入手が難しい論攷などをあつめ、編纂したものです。印刷史入門として、また絵本として、大変読みがい、見がいのある一冊です。是非お買い求め下さるようご案内申しあげます。
なるほど絵本か。早速注文しよう。初版でいいかな?

もちさんのアドレスも発見!

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2005.10.01

印刷解体 Vol. 2

渋谷PARCOのLOGOS GALLERYで開催の、「印刷解体 Vol. 2」に行ってきた。
開店と同時に入ったところ、予約していない「文選・植字ライブ」に紛れてしまった。平気そうだったのでそのまま鑑賞(?)。いやー、いいものを見た。文選も植字も早い!! 匠の業を短い時間で堪能。
ライブが終わると、整理のためにいったん閉鎖。再開後、めぼしきものをゲットするために、あちこちあさる。いろいろ購入してきた。余力があったら、続報を書き込みます。
昨年購入したものの公開も、大してしていないな……。

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2005.09.17

FontExplorer X

日本語環境でも使えるのかな

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2005.09.14

日々の鍛練

とある仕事に忙殺されていて、うだうだブログに書き込んでいる時間がとれないでいた。明日白焼きを戻して、明日あたりに表紙の色校を見て、手を離れる(印刷現場もタイトな進行でやっているはずなので、刷り出しの立ち会いには行けないと思われる)。月末には店頭に並ぶのかな。
今回はいろいろで、高負荷の中、最後のひとしぼりまで出せたので、自分自身成長したと思われる。年賀状の宣言は果たせたと思っている。

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欧文タイポの夏 完結

国分寺のギャラリーで開催されていた「ハーブ・ルバーリン展」に行ってきた。展示は、一昨年(?)にgggで開催された展覧会の時の方が、充実していた。今度のは「購入できる」のが目玉であったようで、その点、会期終了間際に行っているようでは、全然駄目なんだろうなぁ。見本帳を購入したかった。

……と思っていたら今度はABCで開催されるらしい。今のところ、リベンジに期する気持ちはさほどない。

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2005.08.25

所帯選び!

前日に引き続いて、小林章氏の講演「間違いだらけの書体選び」に行ってきた。会場はABCの本店だけど、いつもと違う店の奥の方のスペースだった。本を見に来たわけではないのに店内を通り抜けるのは、何か申し訳ない感じ。
話の内容は基本的には前日のものと同じで、それに肉付けされたような感じで、食い足りなかった感じは大分満たされた。具体的なことは……、気が向いたら書き込むことにする。
最後に、前日の講演でも印象に残った言葉「Typography means more than Layout.」を、本に書いてもらった。誰の言葉だったかなぁ。

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2005.08.24

レターヘッドとタイプフェイス

竹尾のセミナー「レターヘッドとタイプフェイス」に行ってきた。本来の会場以外にもスペースが設けられ、選に漏れた人たちがモニター越しに聴講していたよう。行ったときにはそちらが溢れていて、本来の会場がすぐには分からなかった。会場内外で100人以上は集まってたかな?
小林氏の話は、『欧文書体―その背景と使い方』に掲載されていることの、具体例を挙げての説明など。やや食い足りなかった。
高岡氏の話は、嘉瑞工房のレターヘッドの制作法と、顧客との関わり方についてなど(時間が足りず大分端折ったよう。残念)。
質疑応答の際に、ツァップ氏がPalatinoを直している(プラチナコレクション?)ことと、Palatinoの骨格を基本としたサンセリフ書体を設計していることが明かされた。あと、フルティガー氏が新書体の制作を考えていることも。

メモをとったけど事務所に置いてきた。記憶があやふやで、上の記述はやや自信がなかったりして……。
明日はABC。今日の話と重複する気が。

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2005.08.17

techno-practica

申し込んでいたセミナー「レターヘッドとタイプフェイス」に、参加できることになった。申し込みが多い場合は抽選だというので、選に漏れることも覚悟していたのだが。うれしい。代わりにサマージャンボは不発。
見本帖本店は行ったことがない。青山見本帖は近くで働いていたときに入ってみたけど、どうもビビってしまってだめだ。平和紙業のPAPER VOICEも同様。

さらに翌日にはトークセッション「間違いだらけの書体選び」があるのだ。両方とも平日の割と早い時間なので、早退する感じになるけどなんとかなるか?
当日までに、フェスティヴァルで購入した『ローマ字印刷研究』を読むことにしよう。

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2005.08.12

濃度の高い数ページ

昨日、新しい『アイデア』を買った。特集は葛西薫氏。それが欲しかったのではなく。巻末に府川充男氏の「インタヴュー」を見つけ、やや迷い結局購入することに。
帰りの電車の中で読んだが、面白かった。聚珍録の刊行が延びた裏には、あんなことがあったんだー。執念だね。いま執筆中の本というのも楽しみ。前から思っていたが、府川氏は装丁家としてもかなりのものだと、掲載図版を見て改めて感じた。
タイポグラフィの連載は……、これまでのはあまり読んでいない。単行本化されるのを渇望しておりますです。

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2005.08.03

A1

事務所でモリサワのA1明朝を購入した。自分は完全にDTP以降の人間なので写植の書体には明るくないのだけど、A1というのは聞いたことがあった。「写研のMM-OKLに似ている」ということで。写研とモリサワの昔を遡って、もともと同じものであったようなのだけど。
喜び勇んで試用してみたが、いまいち……。過去に組んだ普通の縦組み本文の書体を置き換えてみただけだけど、どうもガタガタしている。さらに漢字も締まりがないというか、間が抜けた感じ。リュウミンの漢字の方がきれいなんじゃないか? 写植のA1は、OTFのA1と同じなのかな。
自分から進んで使うことはなさそうだ。

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2005.08.01

5〜600kg

生活日報より。

ヤフオクに活版道具一式が出品されている!
うーん。買える値段だけど、手に負えるわけないな。


オークション終了後も見られるように、画面を保存してみた。

isk


無許可で転載しているので、一部モザイクかけました

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2005.07.28

駆け込み

今月いっぱいのフェスティヴァルに、ようやく行ってきた。Tシャツが欲しいと思っていたのだが、どうやら販売をしていたわけではないようだ。勘違いだー。展示してあったのを欲しいなぁと思った。自分で作るか。
結局いろいろ目移りした結果、「岩田活字母型書体表」と『ローマ字印刷研究』を買ってきた。なんだか欧文タイポづいてるな。
しかしフェスティヴァルとは大仰な……。

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2005.07.27

徳大寺

ABCで行われる、「『欧文書体』刊行記念セミナー 間違いだらけの書体選び」に申し込んでみた。右側の読書のところにも書き込んだけど、『欧文書体 その背景と使い方』は欧文タイポグラフィの知識が浅い日本人デザイナーに最適だと思われる。でもあれか。書いてあることを(既に熟知しているわけではなく)読んで学んでいるような自分は、「最適だ」とか言えた立場じゃないな。しかし、ツァップとフルティガーのお墨付き!

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2005.07.23

術_2

以前ABCで行われたd/SIGNのトークセッションの際もおっしゃっていたが、祖父江氏はあまり原稿は読まないそうだ。著者と編集者と、それぞれの意向を半々くらいで聞くという。日々制作をしていて感じるけど、その辺が大事だな。いまはスタッフとして一応(?)ボスに忠誠を尽くすかたちでやっているのだけど、もっと自主的にやるとなるとかなり楽しみだな。
『坊ちやん』研究などを見るに明らかだが、祖父江氏の文字(や組み)に対する探求心は凄い。変わったデザインばかり注目されるけど、ベーシックなところでも感服する。ここに書くのは難しいけど、いろいろ細部の説明をしてくれた(でもほんのさわりだろう)。
作例を説明してもらって、現物を手に取って見て、欲しくなった本がある。赤塚不二夫氏の本だ。吉田秀彦を見ていると、赤塚氏を思い出す。(←敬称の有無には何が? 他意は無いけど何となく)

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印刷博物館で行われた講演会「祖父江慎の造本術」に行ってきた。会場はグーテンベルクルームというところで、過去の例(聚珍録のとき本木昌造のとき…)から言って講演聴講料以外にもお金がかかる(本展示場の中にあるので、そちらの入場料)と思われたが、今回はそれはなかった。不評だったのだろうな。
進行役は内田さんという方で、『BOOK DESIGN』を編集(企画?)されていたが、現在はグラフィック社にいるそうだ。どおりで第3号がでないわけだ。ブックデザインがもてはやされるのはちょっと違和感があるので、あのムックは何となくバブリーな感じがしたものだ(批判ではないです。2号とも買ったし)。
先日の工藤強勝氏の講演の際は、『デザインの現場』の副編集長が対談相手だった。で、今回も我々に近しいというか実に業界人らしいというか、こちらの聞きたいこととか実際の自分の仕事の現場で「肝」になるようなところを、ピンポイントで聞いてくれて実に助かる感じがした。なるほどフムフム…と思って聞いていると、「安易な勉強で済まそうとする(≒分かった気になる)怠惰なわたしを背後から見つめるわたし」を見つけてしまうのだが。

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2005.07.08

EDICOLORには縁がなかった

印刷所がPDF出力に対応している場合は、InDesign CSで制作することが多くなってきた。現状の仕事の割合は、InDesign CS:InDesign 2.0:QuarkXPress 4.1が5:1:4という感じ。Illustratorで完結する仕事は、まずない(諸事情により)。OSは10.3.9と9.2.2のデュアルブート状態で、最近はなるべく10.3.9固定で、Quarkのデータを「ちょっと使う」くらいはClassic環境で済ますようにしている。
自分の願望だけだと、Quarkはもう使いたくない。組版をしっかりやろうと思うと、猛烈に労力が増える。たくさんの不都合(=そういう仕様)を、全部こっちで解決しないといけなくなる。ただし思わぬメリットも。マス目のないソフトでマス目を運用するためには、しっかり考えないといけなくなる。結果的には、それがとても勉強になったのではなかろうか。常に重い荷を課せられていたというか。
いやー、組版に傾き始めた頃は、Quarkでいろいろやったなー。すべての字送りをマニュアル制御するくらいの気合いでベタ組みやったり……(遠い目)。つい最近も、「標準emスペースとは何ぞや」というのを新人に説明していたりして。ちなみに組版に傾倒する前は、「とにかく少ないボックスでいろいろやる」に凝っていた。
そういえば結構前に「enはエヌと読む」と人に教えてしまったが、エンと読む方が正しいらしい。

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2005.07.05

造本術

印刷博物館で祖父江慎氏の講演会が行われるようなので、申し込んでみた。こういうのばかり書き込んでいると、ミーハーだなとも思うが、まあいい。展示も面白そう。

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2005.06.28

MORISAWA PASSPORT

モリサワが、フォントワークスのLETSのようなサービスを開始させるらしい。「一部対象外となるフォントがあります」というのが微妙。現在では数年前とは状況が変わってきて、モリサワの書体に縛られない環境ができ上がりつつあると思う。モリサワフォントでわんさか仕事をしているような人たちには、吉報なのか? LETSにおける筑紫のような「キラーフォント」がなかったら、普通にパッケージを買ったほうがいいような……。

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2005.06.26

びびった

仕事で作った本が、Amazonのランキングでトップ25に8冊も入った。上位は漫画が多いのね。

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2005.06.20

ゴールデン 3_2

第二部は『デザインの現場』副編集長の宮後さんが質問者となっての、対話形式。かなり考え込んできた質問だと思うが、聞きたいことズバリという感じだった。ど真ん中すぎて、ハウツー本を必死で読んでいるような恥ずかしさを何となく感じた。でも正直なところとてもためになった。具体的には、デザイナーが本を作るに当たって接する、三者(著者、編集者、プリンティングディレクター)とのやり取りの仕方、駆け引きを含めた立ち回り方について。「今はこうやっているが、駆け出しの頃はこうだった」等とても具体的で、これだけでも来てよかったと思った。

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ゴールデン 4

3の報告が中途半端なままに、一週間経ってしまった。
ABC本店にて開催の、d/SIGN誌のトークショー「デザイナーは今どんな場所にいるか」へ。誌上対談として何度も「問題」は挙げられているのだろうが、正直なところその「問題」がよくわからない。デザイナーとしたら日々のデザイン制作において対峙することはいろいろあるのだけど、両氏の提示するテーマは、そもそも「批評のための批評になってやしないか?」と思ったりするもので……。いやd/SIGNもユリイカ(ブックデザイン批評)誌上の対談(対話?)も、おそらく10%くらいしか理解できていないと思うのだが。きっと自分の考えが浅すぎるのだと思う。
今回のイベントは、テーマを知ったときにあまり関心をそそられなかった。両氏がよく挙げるところの「あれだ」という感じがしたので(あれとは概ね上記のようなこと)。で、やはりよく分からなかった。批評しないとだめなんだろうか。
原氏は批評の対象として呼ばれたのか? 何だか気の毒であった。

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2005.06.16

Fontographerの放出

mashcoさんの生活日報より。
MacromediaがFontographerを放出したとのこと。Adobeに買収されてOS Xのアプリとして復活することを期待していたのだけど、ついぞや叶わなかったようだ(そんな気はしていたが……)。販売サポートを引き継いだFontlabというところからリリースされるかもしれないけど、日本語化(2バイトフォントに対応)されないとあまり旨みはないかな。
Adobeにやる気がないのが原因だろうか。

Macromediaのリリース

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2005.06.15

フェスティヴァル

何だ何だ

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2005.06.13

ゴールデン 3

美篶堂セミナーシリーズ 第一回「書物装幀図鑑−工藤強勝のコンセプシオン」に行ってきた。会場は湯島聖堂の中の斯文会館という建物。古い建物のようで、入ってすぐにその歴史の深さを感じた(残念ながら予備知識ゼロ)。年齢層はけっこうばらけていたよう。会場のせいもあって(?)やや湿った雰囲気。
第一部は、工藤氏が過去の制作物のスライドを見せながら、制作時のエピソードや使用書体の説明をするかたちであった。書体については1500種類を見分けられると豪語されていた。自分はどれくらいできるのか? 多分100にも満たないんじゃなかろうか。工藤氏はパソコンが全く使用できないらしく、度々それを繰り返していた。で、DTP WORLDに連載だものなー。でもDTPをこき下ろすでもなく、その辺は柔軟なんだろうと思われた(自身が馴染めないのはともかく)。
ここで発見。工藤氏は、現在でも徹夜を厭わないような仕事の進め方をしているらしい。スタッフはどうしているのだろうか。ものすごい過酷なのか? 工藤氏の印象がかなり変わった。これまで大して知らなかったわけだけども。

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2005.06.05

ゴールデン 2_3

文字オタク大集会のようであった。決してあれがその道の人たちの全てじゃないだろうけど。

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ゴールデン 2_2

小宮山氏の話は、活字彫り師にまつわることと、写植以降の書体の善し悪しについて。職人の残した仕事の偉大さにまずは感銘を受けた。そして、いまの時代ではかつてのようなかたちの職人は存在できないのかと、少々思いは遠くへ……。書体の善し悪しについては、リュウミンを割合褒めていたのが意外だった。まさか太い方(B、H、Uあたり)は褒めてないよな?
終盤で改刻(=フォントのバージョンアップ)の話へ。小宮山氏は昨年末の女子美のシンポジウムの時と同じ主張を。これに対し野村氏と鳥海氏が、私が思うのと同様の反論を。「ユーザーの側でフォントの選択が完結される=PDF入稿?」のを前提として、というのが理解されたと思う(されてないか?)。

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ゴールデン 2

印刷博物館で、聚珍録刊行紀年セミナー。向かう途中いつもは速い電車に乗り換えるのに、余裕をこいて遅い電車に乗っていた。が、そんなに時間の余裕のないことに気付き、飯田橋の駅からタクシーで印刷博物館へ。1メーター。申し訳ない。入り口の大型回転ドアは回っていない。
開始時間ギリギリに会場へ到着。入った途端に、自販機で飲み物を買う府川氏に遭遇。会釈するものの変な間だった。会場はほぼ満席。若い人が結構多いのに驚いた。ごくごく早い時期に『組版原論』に洗礼を受けた世代なのか? 謎だ。当然のように、文字関係の主要人物の姿も。非常に濃い空間であったように思う。
聚珍録は膨大な図版資料を、見て理解するのだという鈴木氏のことばに納得。傍流の集積だそうだ。まあ、自分には十年経っても大した理解は出来ないだろう。ひとまずキャプションと解説を読んで、その意味を類推しないとね。

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2005.06.03

勉強足りないなー。

山本太郎氏のサイトに、「今日のタイポグラフィのひとつの課題」という文章が(リンクは貼りません…)。かつての著書(?)の話題そのものだけど、いまは当時より大分理解されたんじゃないかなぁ。
自分としてはとにかく実践あるのみ。勉強もしなといけないけどね。

Yamamotosan

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2005.06.01

痛い…

ちょっとあたらしく加わった人のことですったもんだあって、ダメージを負った。胸が痛い。しばらくあとを引きそうだ……。

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2005.05.29

ゴールデン 1_2

前の晩に「朝まで生テレビ」などを観ていたので、昼を大分過ぎてから起床。だらだらしてから事務所へ向かう。土日でやるべき事があったのだけど、ロクに進まず、切り上げてABCへ。開始直前に入場。女性が多い。
松田氏と菊地氏は何と初対面だそうで、学生時代から松田氏と親交のある芦澤氏が、『眼の冒険』の出版とともにこの講演も仕掛けたとのこと。初対面の二氏の感じが面白い。
「松田氏が影響を受けた本」を、何冊か回覧してくれた。なるほどなーというか、『絶景万物図鑑』や牛若丸の本の源泉を、確かに感じた。
菊地氏は存外に饒舌で、太い毛のような活力を感じた。「本物だ!」という……。

変な喩えだ。

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2005.05.28

ゴールデン 1

今は帰途。後で感想を。050528_21200001.JPG

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2005.05.04

小泉氏の発言

もちさんへのコメントですが、長くなるので新規発言としました。

会議録(http://www.joshibi.net/typography/publication/)に詳細が記録されていると思うのだけど、大まかに。

(レジュメの内容をなぞっても仕方ないということで、小泉氏の実際の仕事の進め方のようなものを話していた。)
日本語表記の印刷物(冊子だったかな)のタイポグラフィを進めるに当たって、まず、存在しない英文(だったか?)のテキストを用意して、欧文でのタイポグラフィを、改行位置なども周到に、徹底的に作り込むのだという。そしてそれから、日本語のタイポグラフィに置き換えるのだと。「こういうことをやっていると、ちょっとした文字列を組むのも、非常に大変なんだ」と、上気した口ぶりで話していたのだけど、「はぁ?」と思ってしまった。
バーゼルって何だ? バウハウスって何だっけ? とか思っているような浅はかな認識なので、無知は恥ずかしく思っておりますが、日本語のタイポグラフィはそういう発想でやるものなの? という違和感を大いに感じたわけです。

発言を間違って認識している可能性も加味してください。
会議録はもう売ってるのか? 忘れていたので、これから注文してみる。

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2005.05.02

タイポグラフィの伝聞_2

片塩さんの『秀英体研究』は、Y本氏に誤りをたくさん指摘されてしまったらしい。

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タイポグラフィの伝聞

片塩さんがタイポグラフィの協会のようなものを作ろうとしているらしい。

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2005.04.28

ゴールデンウィーク

ウィークの意味が違う気がするけど、5〜6月の土曜日は凄いことになっている。

●5月21日(土)→工藤強勝「型録の仕事展」アーティストトーク 美篶堂 ●5月28日(土)→松田行正×菊地信羲トークセッション ABC本店 ●6月4日(土)→聚珍録セミナー 印刷博物館 ●6月11日(土)→工藤強勝セミナー「工藤強勝のコンセプシオン」 湯島聖堂内斯文会館 ●6月18日(土)→d/SIGNトークセッション 臼田捷治+柏木博+原研哉+戸田ツトム+鈴木一誌 ABC本店

とりあえず第一報。
完全制覇なるか。

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2005.04.27

ランキング

横の欄に読んだ本を載せているけど、これはアマゾンのアフィリエイトプログラムに則っていて、リンク先に飛んだ人がそこで購入すると、幾ばくかのマージンが入ることになっている。まあ、このブログを読んでいる人は極々少数(のはず)なので、仮に収入があったとしても、小遣いにもならないほどだろう。別にそれを期待しているわけじゃなくて、簡単に画像が挿入されてリンクされるのを面白がっているのだ。
そうやって何となくリンクを辿って、売り上げのランキングなどを見てみたりしている。自分がデザインした本なんかも検索してみてがっかりしたりしている。で、驚いたことに、いつも好き勝手にデザインしている某漫画単行本が結構上位に来ていた。何だかうれしい! デザインの効用じゃないかもしれんけどね。

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2005.04.21

文字は語る

モリサワで「文字は語る」という冊子のプレゼントをやっていて、今朝それが届いていた。出がけに気付きそのままバッグに入れて、行きの電車の中でパラパラめくってみた。どうやら「DTP WORLD」か何かに掲載されたものの使い回しのようだ。まあ、それはいいとして、同封されていた最新の見本帳も眺めてみた。
秀英体やリュウミンのオールド仮名(築地五号系)など、クラシカルなものも出てきているものの、その分野では余所に差をつけられつつあると思われた。漢字(リュウミンの)がダメだよなー。仮名もそれに合わせるから、太い方は不格好になるし。

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事故

もうすぐ発売の某季刊誌で、事故があった。いわゆる乱丁+落丁。昨日見本を受け取っていたのだけど、憤怒の盛りであったため(いろいろあるのです…)、見ずに放っておいた。今日になって、フリーズ→再起動の隙にパラパラ見ていて発見した。ちなみに第一発見者だったようで、それからプチ大騒ぎになった。
どうやら乱丁が起こっているのは総量のうちのごく一部のようで、その点はひとまず安心なのだけど、既に方々に散らばっている状態のため、現在までのところ細かいこと(誤ったものがどこにどれだけ行ったのか)はよく分かっていない。それでも某広告主の部分が明らかにおかしいので、見本を発送済みのその広告主のところへ、版元の営業の方と一緒におわび(? 事情説明か?)に行ってきた。何で自分が行くのかよく分からないが、大人の話し合いの結果そうなった(ちなみにうちのボスは出張中で捕まらず)。

……で、広告主のところに着いてからは、主導権は版元の営業さんに任せて、無事に任務を遂行した。その広告主のところへは問題のブツは届いておらず、問題のないブツが届いていたのだ。「御社の広告に問題があったかもしれない」ということは告げられることはなかった。「(別の箇所に)誤りがあるかもしれない」ことのみを告げ。
いちおう儀式として、持参した問題のないブツと先方に届いていた問題のないブツを、交換して帰ってきた。場は存外に友好ムードが漂い、「遠いところわざわざ有り難う」ということになり、新たな仕事関係の話なども交わしつつ、貰い物までして帰ってきた。あの場の雰囲気からしたら、問題のブツが届いていた方が、さらに盛り上がってよかったのではないかとさえ感じた。

「大人の話し合いの結果の筋書き」に身をまかせたけど、これって三菱自工のリコール隠しと大して変わらないよなー、と、こわっぱ芋づるは思うのであった。

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2005.04.17

石膏

なんだかこんなガチャガチャ(ガチャポン?)が出ているようで、

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すごく気になっている。石膏デッサンは青春だ!! あの時の情熱をいまも忘れていないのか? 欲しいー。ミニデッサンでもしたい。

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2005.03.25

アイデア no. 310

4月10日発売。大特集「日本のタイポグラフィ 一九九五―二〇〇五」。非常に楽しみだ。

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2005.03.24

三省堂

『聚珍録』を買うことにした。事務所のボス経由で8掛けで! 元々が高価なので、何と1万円程度の割引になったことになる。役得だー。うれしいな。
実は注文していたのが数日前に届いたのだけど、何かしら誤りがあったようで回収されてしまった。府川さんの本はいつも相当な「調べもの」の集積のようなものなのだけど、初版は誤りが多いようだ。かの『組版原論』にもかなり誤りがあるようだし、最近出た難読語字典(?)もやはりそうであるらしい(前田年昭さんによると)。『聚珍録』についてもそんな話をしていたところで、やはりというか何というか。あれだけの大著だから、誤りをなくすというのも相当に困難なのでは無かろうか。

それはそうとして。
いったん配達された『聚珍録』は、八王子の三省堂物流センター(だったかな?)から送られてきた。実は学生時代にそこでアルバイトをしたことがあって、まあ別に関係ないのだけど何か因縁を感じた。
ちなみにそのアルバイトは春休みの短期のもので、箔押しの補助とか取り次ぎの注文に応じた本の仕分けとかで、そこそこの肉体労働でもあったが、ためになった。他のアルバイトでは、オフセット印刷機(1C)を動かしたりもした。デザイン科に在籍していたものの、自分のものづくりへの関心は、やはり川下寄りなのであった。

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2005.03.11

キャンパス

最近、大学の紀要のデザインを二件やった。そのうちの一件はまだ進行中で、某国立大学へ表紙のプレゼンに行ってきた。門の中に入ると、新入生の勧誘のための看板(?)が辺り一面に広がっていた。入試はまだ一部続いているのだろうけど、もうすぐ春なんだと、新しい生活がここで始まるんだと感じた。何となく甘いような、学生時代への郷愁のような。

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2005.03.10

秀英体

刷り出しの立ち会いに行ってきた。大日本印刷の外注先へ、西新井まで。帰りの車を待っている際に通された部屋に、片塩さんの『秀英体研究』が置いてあった。そこで営業の方に少し聞いたのだが、どうやら秀英体のCTS字形のものはDTP用のフォントとなっていて、希望すれば購入できるらしい。価格は云十万だとか。おいそれと買える値段ではないし、本文用はもう少し安い価格帯で大分充実してきているので……、などと考えるうちに、細かいことを聞くタイミングを失った。突っ込んで聞けるような状況でもなかったし。
で、大日本印刷の秀英体のページが、新たに作られ始めている(以前はあっさりしていたような)。

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2005.03.01

リカちゃんじゃなくて

iPod shuffleのロゴを見て、「さすがにしっかりリガチャだな」とか思った。

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雑誌にて

いま店頭に並んでいるMac Powerに「書体の深みにはまる」という小特集が掲載されている。インタビューではなくて寄稿のよう。人選からいって、昨年末の女子美のシンポジウムからの流れだろうか。もうちょっと厚みがあればなぁと思い(何せ「深みにはまる」だし!)、迷った揚げ句購入していない。
近々「アイデア」で日本語タイポグラフィの特集があるようで、ボスのところにも参加するか否かの問い合わせ(FAX)が来ていた。ちら見したところ、凄いメンバーの名前が挙がっていた(挙げられるだけ挙げたのだろうが)。楽しみ。
「Pen」でもそういう特集があったりするけど、あの雑誌はどうもスカしていて好きではない。

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2005.02.23

ムキーーーー!!

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2005.02.08

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当時は、フルDTPで制作した雑誌なども珍しくはなくなってきた頃であった。ただ「Macintoshを使いました」というだけの、アート作品が目に付いた頃でもあった。デザイン分野でも近いものはあった。自分がデザイン科に進むに当たって、そういった錯覚を嫌いつつもその周辺に憧れてもいた。だからこそ大学では、「ただ使いました」というところを超えてデザインを学びたかった(まだタイポグラフィに偏向していなかった)。
大学の教員側もいろいろで、大雑把に分けて、「新しいだけの人」とそれを拒絶する人との2タイプという感じ。「グラフィック××……」という演習を受け持っていた教授は強烈な後者だった。手技至上主義というか……。
課題で、「既存の活字などを用いてそれを加工したりしつつ平面構成をする」というのがあった。写植で文字を打ち出してそれを使用することを推奨していた。その他の手法としては印刷物を用いるなど。で、手書きで仕上げるというもの。
そこで本明朝(続く)

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聚珍録

かなり前から「いつになったら出るんだ?(知らない間に出たのか?)」と思っていたけど、いよいよ出るらしい。
http://www.sanseido-publ.co.jp/publ/syuchinroku.html

『秀英体研究』は購入したものの、手つかず(パラパラめくったけど)。むー、困った。電気方面の物欲を押さえないといかんのか。買わなくてもいいかなぁ。

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2005.02.02

最近

どうにも日々せせこましくなってしまっていて、ゆとりがない。奉仕じゃなくてビジネスのはずでは?

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2005.01.27

タイポグラフィ95??

初めて触ったMacintoshは、大学のときに友人が買ったLC IIIだ。OSは漢字Talk7で、その後自分で購入したQuadraに付いていたのは、漢字Talk7.1だった。そのバージョンか次のバージョンか失念したが、デフォルトで本明朝のTruetypeが付いていた。
学生の時分ではPSプリンターには手が届かないので、必然的にOSに付属のTruetypeか、ダイナフォントなどを使うことになる。普通はリュウミンL-KLと中ゴシックBBBを使うのだろうが、自分は本明朝と平成角ゴシックを好んで使っていた。なんとなく好きだったので。
真面目に大学に通っていれば、様々な課題をこなしてゆくことになる。自分が接した環境においては、Macintoshを使っての制作は皆無だった。まだそういう時期だったのだと思う。そして自分なりに、手作業でフィニッシュする制作の途中でMacintosh(本明朝)を使用した際に、嫌な一件が起こった。

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2005.01.20

QX

有用なアプリケーションには違いない。が、リリースされたばかりの最新版(6.5J)ですら、相当に時代遅れだ。元々は文字を扱うアプリケーションではなかったIllustratorでさえ、5.5J(発売は8年くらい前?)の時点で字体切り替え機能(CID)は持っていた。

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「本明朝-Book」のパッケージは既にCID版は発売されていて、今夏にOTF版が発売されるとのこと。OTF版のトピックとして、仮名が縦組み用と横組み用が準備されるそうだ。 これはInDesignなんかでは自動で切り替わるのかな? ヒラギノ、游築あたりのOTFはどうだっただろうか(確認してみよう)。ルビ用の字形は、使ってみるとこれまでの「同ウェイトの縮小」が貧相に思えてくる。数年前から「今後フォントはアプリケーション化されていく」という話があったが、やはりその方向へ進んでいるようだ。新しいものが必ずしも良いものではないけど、うちのボスは「Quarkでは駄目な理由(in タイポグラフィ)」を分かってくれるだろうか。理解していても認めたくないんだろうけど……。Quarkは、フォントの持っている長所を引き出すことの出来ない、「プロ用」ページレイアウトソフトだ。

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RYOBIのミニセミナー「書籍本文組み専用書体の提案」に行ってきた。

書籍本文組み専用書体「本明朝-Book」の特長とその活用方法をご紹介いたします。
また、OpenTypeフォントを始めとするデジタルフォントの現況と今後のリョービ書体に関する最新情報もご説明いたします。(案内より)

本明朝という書体は、朗文堂の周辺の媒体でよく目にするもののあまり馴染みはなく、最近になってようやく関心を持ち始めた。関心を持ち始めた程度でいろいろうんちくたれても穴だらけなので、感じたことなどいくつか。
新しい「本明朝-Book」には、この書体に合わせて調整された欧文書体が付属するとのことで、それに驚いた(既知のことかもしれないけど、何しろ「最近……」なもので)。その欧文書体というのが、Venetian、Garamond、Baskerville、Bodoniという蒼々たるもの。さらにイタリック、スモール・キャップ、オールドスタイルも揃っている。先月の筑紫トークセッションで、筑紫明朝と合わせて使用するGaramondを、『季刊d/SIGN』のために制作している旨明かされたが、RYOBIの方が二歩くらい進んでいたようだ。そういう考えとは別に、和文書体と欧文書体を組み合わせることに、反対する人もいるかもしれないけど。ちなみに女子美のシンポジウムでは、あえて従属欧文について研究している人もいた。というわけで、ここの部分も気にしだしたらとても深い。

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2005.01.11

貰いもの

年末にドタバタした分、年始の休みは長く、本日ようやく仕事始め。年末の大掃除(芋は仕事)の際にその気配はあったのだけど、今日貴重なものを貰った。文字とか組版関係のいろいろ。過去に行われたセミナーの配付資料などで、かつては相当熱を上げて読みあさっていたので、大変嬉しい。

たとえばこういうの(聚珍社ディレクターズ・フラクション発行)。
matsutake

ここで徐々に晒していこうと思う。自分で集めたものと重複するものは、再配布しようか。それとも「同人」と巡り会うまで、大事に保管しておこうかしらん。

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2004.12.20

タイポグラフィ0412_4

シンポジウムの終盤、「タイプフェイスデザイナーの未来は(ビジネス的に)暗い」という話になった。そんな中小塚氏が「本人にその気があるか分からないが、この中に我々の後継者として頑張っている方がいると思います」と、聴衆の中の鈴木氏を指名した。この鈴木氏はAXISフォントを制作、販売している。ビジネスとしては成立しているとの話であった。鈴木氏は自身のホームページで、シンポジウムについて少し触れている(http://www.typeproject.com/info/diary.html 12月4日のところ)。私の感じたのと近いと思う。私より若い人たちはどう感じたかなぁ。

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2004.12.18

秀英体研究

これは買わねば。
http://www.ops.dti.ne.jp/~robundo/Bsyuei.html

年末ジャンボ当たらないかな……。

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2004.12.17

タイポグラフィ0412_3

ここのところ、活字の時代のクラシックな書体がDTPのフォントとして復刻・翻刻されている。そんな中、思わぬ形で新しい明朝体が出現した。フォントワークスからリリースされてる筑紫明朝という書体は、クラシックな風合いを感じさせつつも、ただの焼き直しでない魅力も持っている。
先日のトークセッションは、この書体の制作をした藤田氏を招いてのものであった。数日前にもタイプフェイスデザイナーのお話を聴いていたので、比較する事もまた楽しかった。双方のイベントに、その文字を使用するデザイナーが参加していたが、その点は戸田・鈴木・祖父江組の圧勝であった。話題の振り方など、端々から文字への期待関心が感じられた。

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2004.12.16

タイポグラフィ0412_2

鳥海氏は聴衆に学生が多いのに応じて、やさしいおじさん口調だった。あの場の「レジェンド」それぞれとの関わりなどから始まり、……えーと、どこへ向かったけか。字游工房の話は、様々な媒体などを通していろいろ見聞きしてきたので、新たな発見はなかった(気がする)。導入部分で各氏との縁を聞いて、あの場の意味合いが理解できたのだ。連環の一部だっていうことが。本当に老若入り交じっていたなぁ。
桑山氏はもちろんタイポスの話。そもそもタイポスが学生時代の作ということもあり、やはり若者に向けてのことばに感銘を受けた。そして展示のスペースには原字があったのだけど、上手くなかった。自分が学生時代に書いたのと、別に変わらないというか。だからこそ、心持ちが大事かねぇと思った。トライしてみないとね。出来たものに文句を付けているばかりじゃ仕方ない。何もやっていないひとは自分が何もやっていない事を自覚した方がいい。

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タイポグラフィ0412

先日のシンポジウムとトークセッションを踏まえていろいろ。
タイプフェイスデザインの「レジェンド」が集まった際の話では、「未来は暗い」という意見があった。これを言っていたのは小宮山氏だけだったが、場の雰囲気としてはそのような感じであった。
小塚氏は「(この場で)唯一、活字・写植・DTPの全てでタイプフェイスのデザインをしてきた」という紹介のされ方をしていた。その割には、Adobeで独自ツールを作成しての「最新の」制作環境に移行しているとの事であった(その辺は図録に詳しく記載)。良いか悪いかは別として、フォントは隣の文字に応じて変形したりするような方向に進むだろう。欧文のスクリプト書体などは既にそうなっているようだし、和文で言えば筆文字・ペン字系などは、そういう進化によって生まれ変わる気がする。そもそも正方形に収まった行書体なんていうのが変だったのだから。
小宮山氏は「タイプフェイスのデザインは修正を加え続けていき、洗練させてゆくべきだ」と言っていた。これはよいとして。「デジタルフォントはバージョンアップも簡単なので、直していくべきだ」とも言っていたが、これは現状では大きな間違いだと思う。自分のような一部のオタクは、喜々として最新版を使い続けるのだろうが、足並みが揃うわけがない。結果として現場では様々なバージョンが混ざり、混乱するだけだと思う。モリサワ、フォントワークスなどは、新規格の度に変なミスを繰り返してきたのではないか? ヒラギノのOTFも、細かなバージョンアップを繰り返し、フォントの話が一層ややこしくなったはずだ。ややこしいと感じていない人もたくさんいるのが、さらにややこしいのだ(実際はややこしい話なのだから)。

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2004.12.10

トークセッション

いま、ジュンク堂のトークセッションを経て帰宅し、シャワーを浴びたところ。細かくいろいろ書き込むこともあるかもしれないのだけど、酔って高揚した頭でちょっと。
師匠は冒頭で「オタクじゃあ仕方がない」というようなことを言っていたけど、自分は、自分が文字方面のオタクであることを、目の前で悪びれず宣言できるくらいの関係にはなることができている。というか、ずっとそうなのでそういう奴だと認識された。光栄。
自分の思うところの面白いものは、いちおう身の回りの人に知らせてみることにしている。あんまり上手じゃないけども。そこで私の偏りの一端を面白がってくれたら、それはまた光栄なことだ。

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2004.12.07

遠巻きに

この前のシンポジウムについて、感想を書いている人がいた。
http://khdd.net/kanou/kangae/2004/Dec.html
(12月6日のところ)

前日に別件に慌てて出かけたため、名刺を忘れてしまい、懇親会は遠巻きにフラフラするだけで逃げてしまった。いや、直談判というか正面突破は、多分周りに思われるほど下手じゃないのよ(文字の分野に関しては)。あと、車で行ってたのでお酒は飲めないなー、とか。これは別件と二兎を追った結果の報いなのだ。別件は存外に円満で、核心に触れ損ねたけど「to be continued」という感じで、喜んで帰ってきた。それでちょっと寝て慌てて準備して出掛けたわけだから、寝坊しなかっただけで良しとしている。
チャンスであったのは間違いないんだけど「でも、またチャンスはくる。ふんふーん♪」とか思っている。だって、周囲をぐるぐる回っているのだもの。でも後悔も……

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2004.12.06

シンポジウム

実に素晴らしい機会であった。この機会を何人かに知らせて、それがいずれも不発だったようであるのが寂しく感じられていたのだけど、そんな思いは吹き飛んでしまった。
会場の5割くらいは女子美の学生さんという印象。「年輩の方」と感じる人(抽象的だけど)も1~2割はいたと思われる。話された内容、個々の展示などからも感じるものはあったけれども、やはりその場の空気というか切な思いの集まりに、強く感じるものがあった。私自身の感じたのは先人(勝手に装飾するに「レジェンド」)のひと言ひと言が、若者に託されようとしている事。私は既に若者の域を脱しつつあるものの、それを十二分に受け取ることができた(気がする)。数年前までの自分は、そういう思いに引き寄せられて、自然に進んできたのだ。最近はそういう事を忘れかけていたのだけど、自分がまだまだであることと、それでもある程度は進んできている事を、老若混ざった場で強く感じた。
とてもとても貴重な時間であった。

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2004.10.28

タイポグラフィ・タイプフェイスのいま。

とりあえず、シンポジウムの参加を申し込んでみた。
http://www.joshibi.net/typography/

かなり蒼々たる面々が揃うよう。朝早いけど大丈夫かな。それと、懇親会に参加する勇気はあるのか?


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2004.10.07

組版

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先日まで渋谷で行われていた「印刷解体」にて、購入してきた。前に書き込んだ初号活字と同時に購入したのだけど、いろいろあってこの前の週末に漸く引き取ってきた。どうやって飾ろうか思案中なので、袋に包まれたまま。そのうち、もっときれいに撮ってアップしたい。

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2004.08.29

におい立つ

先週文鳥堂に行ったら、二階レジ前で工作舎の本のフェアをやっていた(「デザ現」フェアもしばらくやってるね)。端から手にとって惚れ惚れした。やりすぎの感はあるけど、タイポグラフィとしてにおい立つほどの何かを感じる。内容を問わずあれじゃあ駄目だと思うけど、うっとりするのは本音。そういえばABC本店(!)で行われたd/SIGNのトークセッションで、祖父江さんは「デザインするとはうっとりすることだ」と言っていた(ニュアンス違うかな?)。
今の事務所に売り込みに行って最初の仕事をもらったとき、原稿とか見本のコピーとかをもらったのだけど、裏側に惚れ惚れしたものだ(世間並みにヤレ紙の裏にコピーしたものを貰ったので)。自分の仕事で「におい立つ」ものが出てきたらいいけどね。自覚としてはまだまだ。そういうものを作れて、尚かつスカスカのものを周到に作れたらすばらしい。デザイナーにとって「憧れ」は大事だと思うんだ。
そういえば、工作舎の本は一冊も買わなかった。だって難しいんだもの。あの域には達してないよ(一生達しない気がする)。

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仕事

ダンヘン似の畠山さんとの仕事は終盤まで来た。よく見るとあまり似てない気がしてきたけど、心の中ではダンヘンだ。来年のミドル級グランプリには出られるだろうか。
カバーの色校(再校)を金曜に見るはずだったけど遅れて、師匠が夏休み中なのも相まって、自宅に送ってもらって昨日見た。いくつか注文つけて責了。いまの事務所では難しい仕事が多いけど、平易な内容で楽しんでできた。先方の要望で本文はでかくて、その点ははじめは気に入らなかった。が、組んでいるうちに慣れてしまって、愛おしくなった(大げさ)。最近事務所の他のスタッフが担当した仕事で、とても売れてる本がある。これも本文がでかくて、ヤレ紙なんかを見て「でかすぎだ」と思っていたのだけど、ちょいと反省。その媒体に合ったやりかたがあるんだ。分かってたはずだけどな。書店で手に取った本で、本文がでかいと、馬鹿にされた気がして憤慨する自分もまたいる。が、この本のことで目から鱗が落ちた。
畠山さんが喜ぶ、いい本ができればいいな。

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2004.07.28

見本帳

しばらく前に申し込んでいたものを、数日前に漸く手にした。代金の振り込みを忘れ、不在票が届いていたのを忘れ……、一時は「本当に欲しかったのだろうか」と自問したりもした。字游工房の游書体の見本帳。
DTP以降のデザイナーとして、「DTPフォント集」のようなものは2〜3年に一度購入し、まあ、漠然と眺めてきた(現行の「フォントスタイルブック2004」は、日下潤一氏がADで、なかなか見応えある)。写研の青い見本帳にピンとこないのは、どこか欠落しているような気もする。ただ、どんなに無知を揶揄されようと、使う場面がないのだからそういうものだ。タイポグラフィの訓練は、実践でこそはかどるはずだ。
話が逸れた。
ワクワクする見本帳だ。
ここ1〜2年の日本語フォントの充実ぶりは、夢のようだ。書体が云々などというのは、この仕事に就いて、ほぼ独占状態のモリサワの明朝体に違和感を感じて、初めて思うようになったことだ。当時、タイポグラフィの場面で不足していたものは、デザイナーの組版能力と和文のフォントであろう。
自分自身の進歩が如何ほどのものか、はっきりとしたことは分からないけれど、DTPにおけるタイポグラフィの環境は、相当進歩した。かつてと同じところに留まる人も、いるだろうけど。
弊害としては、デザイナーの仕事が増えてゆくことであるが、ワクワク感じるこころを信じて、もう少し進めそうだ。

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2004.07.25

KOKチャンプ

いま一緒に仕事をしている編集の畠山さんは、ダン・ヘンダーソンに似ている。

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2004.06.20

デザイナーの仕事

最近、PDF入稿づいている。立て続けに数本。
フクイン、萩原印刷、凸版印刷、理想社、モリモト印刷。これまでPDFデータで入稿できた印刷会社。その他、フィルムや版下で入稿する場合は、帆布でも。
何よりも埋め込める書体を使えば、プリンタフォントの呪縛から脱することができる。これがこちらとしては最大の利点。あとは使用アプリケーションを制限されにくいこと。まあ、現状はQuarkとInDesignで99%くらいなので制限も何もないな。
初めてPDFでの入稿をしたのは1年ちょい前。上記のメリットを考えて嬉々としたものだ。が、このところの数件では、デメリットを痛感している。
それは、印刷所に入れてからは、原則として「印刷所では全く触れない」ということ。入稿後に何かあれば、全てがこちらに戻ってくる。「入出稿の管理」もデザイナーの仕事になる。健全な進行をしていればまだ何とかなる。そうでなければ……。
これまでの進行であれば、データを入れてしまって、「あとはよろしくね」ということが行われていた(はずだ)。後工程の人の力業に依存していたのだ。PDFで入稿するとなると、力業を発揮すべきは私だ。いやいや。それまでに消耗していて、もうそんな力は残ってないって……。
まだ、メリットの方を大きく感じてるけどね。

さっきも、凸版の営業さんからの電話で目覚めるんだもの。

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2004.06.18

ごずり

しばらく前に制作した書籍が、第5刷が刷られることになったとのこと。現在の師匠によると、重版されると「(デザイナーとして)責任を果たした感がする」そうだが、何はともあれうれしいものだ。
ちなみに累計で何部になるのか尋ねてみると、6400部との返事。これは決して多くはない数なのだろうけど、バカ売れするようなものでもないだろうし、新古書店にあふれる性質の本でもなかろうと思う。担当編集者さん曰く「ロングセラーになりそうです」。
ここで書名は挙げないけど、なかなかいい本だと思う。

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本の(本文の)仕事

忙しい。
何だかんだで、やるべきことが積み重なってゆく。
本の仕事(本文)は安いというけれど、現在の「絶え間なく忙しい」状態で、どれだけのお金になっているのだろうか。
修行は終わったのか? 辞めたのか? 悟ったのか? ただの愚痴か?

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2004.04.13

こんなことしてる場合じゃないのだが

だめだ。と、日に何度も思う。最近そんな感じ。

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2004.04.09

くそーっ!!

くやしい

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